有川浩 著
「塩の街」「海の底」とともに自衛隊三部作と呼ばれる。
日本初の超音速旅客ジェット機が突然炎上する。
そんなショッキングなシーンから始まる物語だ。
その事故で死亡した自衛隊三佐の息子が、海辺で不思議な物体と出会う。
「フェイク」と名付けたその生き物らしきものと心を通わせる少年。
やがて、携帯電話を通じて意思の疎通ができることがわかり、
世界的な機密へと巻き込まれていく。
ありそうなのだ。
時空を超えた生物。
しかしそれに出会った瞬間、利用しようと思い立つ人々。
そこに翻弄され、または逆に翻弄しつくそうとする少年少女たちの姿は
一生懸命でちょっと切ない。
大切な人を失った悲しみを整理するために、何かが必要だった、と
いうことは同じなのに。走って行く方向は逆になる。
ピュアな情熱に対する気恥ずかしさとうらやましさ。
そしてそのパワフルな感情が、物語を結末へと導いていく。
ライトノベルならではの癖はあるが、そう気にはならない。
自衛隊マニアにはちょっと物足りないかもしれないが、それなりに
しっかり研究して書かれていることはよくわかる。
というわけで、ちょっと前の作品ばかりですが、有川浩はまってます。
3か月くらい前に近所の書店でサイン会があったんだよね~。
なぜ行かなかったのだ? 自分?
いや普段の自分からして絶対行かないわけだが、こうなると
とても惜しい気がするのである。
「塩の街」「海の底」とともに自衛隊三部作と呼ばれる。
日本初の超音速旅客ジェット機が突然炎上する。
そんなショッキングなシーンから始まる物語だ。
その事故で死亡した自衛隊三佐の息子が、海辺で不思議な物体と出会う。
「フェイク」と名付けたその生き物らしきものと心を通わせる少年。
やがて、携帯電話を通じて意思の疎通ができることがわかり、
世界的な機密へと巻き込まれていく。
ありそうなのだ。
時空を超えた生物。
しかしそれに出会った瞬間、利用しようと思い立つ人々。
そこに翻弄され、または逆に翻弄しつくそうとする少年少女たちの姿は
一生懸命でちょっと切ない。
大切な人を失った悲しみを整理するために、何かが必要だった、と
いうことは同じなのに。走って行く方向は逆になる。
ピュアな情熱に対する気恥ずかしさとうらやましさ。
そしてそのパワフルな感情が、物語を結末へと導いていく。
ライトノベルならではの癖はあるが、そう気にはならない。
自衛隊マニアにはちょっと物足りないかもしれないが、それなりに
しっかり研究して書かれていることはよくわかる。
というわけで、ちょっと前の作品ばかりですが、有川浩はまってます。
3か月くらい前に近所の書店でサイン会があったんだよね~。
なぜ行かなかったのだ? 自分?
いや普段の自分からして絶対行かないわけだが、こうなると
とても惜しい気がするのである。
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