恩田陸 著
余韻がたっぷり残るミステリ。
きちんと頭を整理しながら読まないと、あっという間に混乱する。
というのも、構成が複雑。
入れ子というか、真偽が混じり合っているというか、
どこまでが現実なのかがわからないままラストに突入する感じだ。
だからきっと好みは分かれると思う。
わけがわからないまま、つまらなかったという人がいても不思議はない。
そもそもこれってケータイ文庫で配信されたとか。
ええ~っ、それはキツイです。
ちょこちょこ読んだら消化不良もいいとこだし、混乱の極みであろう。
脚本家が中庭で衆人環視の中殺された。
そこにいた女優は同じ中庭で犯人を追い詰め、犯人は毒殺される──
というところから始まるのだが、そもそもこれが実際にあったことなのか、
読み進めるうちにそこから疑問。
死んだはずの人が後ほど登場したり、前後の物語がひとつになってしまったり。
あらすじを語れといわれても、こんなわけわからないことになるので無理。
恩田作品の中でも、演劇がらみのものはあまり得意ではないのだが、
これはミステリ色が強いせいか、なかなか楽しめた。
でもお芝居好きな人のほうがより楽しめるかも。
余韻がたっぷり残るミステリ。
きちんと頭を整理しながら読まないと、あっという間に混乱する。
というのも、構成が複雑。
入れ子というか、真偽が混じり合っているというか、
どこまでが現実なのかがわからないままラストに突入する感じだ。
だからきっと好みは分かれると思う。
わけがわからないまま、つまらなかったという人がいても不思議はない。
そもそもこれってケータイ文庫で配信されたとか。
ええ~っ、それはキツイです。
ちょこちょこ読んだら消化不良もいいとこだし、混乱の極みであろう。
脚本家が中庭で衆人環視の中殺された。
そこにいた女優は同じ中庭で犯人を追い詰め、犯人は毒殺される──
というところから始まるのだが、そもそもこれが実際にあったことなのか、
読み進めるうちにそこから疑問。
死んだはずの人が後ほど登場したり、前後の物語がひとつになってしまったり。
あらすじを語れといわれても、こんなわけわからないことになるので無理。
恩田作品の中でも、演劇がらみのものはあまり得意ではないのだが、
これはミステリ色が強いせいか、なかなか楽しめた。
でもお芝居好きな人のほうがより楽しめるかも。
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