かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

ママ、居てほしい!

2016-02-05 18:44:26 | 家族あれやこれや

娘が朝、やってきて午後、車使いたいと言う。

息子晴空が、耳の下のところが腫れていて、昨日から痛いと

訴えているということだった。

「それがね、ぼくが痛いと言っていて、ママに居てほしいといっている

のに、ママは仕事に行っちゃうんだ、というんよ」

 

娘がその後、どうしたかは分からなかった。

晴空は、ここ1年ほど、学校に行きたがらなくて、先生が声をかけに

来ても、行かないときが多い。

いくときは、3時限からいっても、悪びれることなく、クラスの友だちと

やっているらしい。

あまり学校へ行かない晴空のところには、放課後友だちが何人も

遊びにくる。

それぞれゲームをするんだけど、何か声かけあいながら、ある意味

ワイワイゲームしている。

晴空と友だちがどんな付き合いを保っているのか、外からは分からない。

 

あとで、娘に聞いたら、朝は晴空を一人置いて、職場に行った。

途中、「ママ、痛い、帰ってきて!」とスマホが入った。

午前中のやることやったら、同僚の人に「帰ってやんなよ」

と声かけてもらって、昼前に、家に戻った。

午後、お医者さんにいったら、耳の下のなにかの炎症か、リンパの

原因か、血液検査して、また診察することで、その日は終わった。

 

晴空は小学校の4年生だ。

「ママ、そばに居て!」とふつうに言えるんだよね。

甘ったれ、というのが出てくる。

甘ったれ、ですませられるか。

自分の幼年期、こんなこと言えなかった。

意識してというより、こんなふうに親に甘える術を思いつかなかった。

親に甘えたい気持ちがなかったわけではないと思う。

どこかで、そういう気持ちを抑制していたのかも。

一人ひとり、個性や成り行きがあり、一概に「こうだ」なんて言えない。

いえないけど、自分の気持ちをそのまま発しながら、いけたとしたら、

どんなになっていくか、楽しみな感じもしている。

 

 


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