かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

モカの香り

2018-10-26 06:14:01 | アズワンネットワークのある暮らし

 10月24日am8:30頃、船田さんが訪ねてくれた。

スチロールの箱にお湯を入れたらもう出来るだけのセットを用意してやってきた。

絵画展で使った僕の所から持っていった船田さんの絵を戻してくれた。

その時、夜眠れなくてやっと4時頃寝て、8:30頃目が覚めたとことだった。

朝食を食べるかどうか迷っていた。そこに船田さんが現れたのだった。とても嬉

しそうにモカコーヒーの話をしてくれた。コーヒーについて小浪もいろいろ思う

ところがあるらしく船田さんとの話は楽しそうだった。僕は起きたばかりでボーっ

としていた。船田さんはコーヒーにお湯を注ぎながら蒸らし方にコツがあるんだ

よと言っていた。

「わぁー、コーヒーの香りがするなぁ~、するよねー」と嬉しそうだった。

僕は目が覚めた。船田さんが淹れてくれたコーヒーを船田さんと僕と小浪と譲の

4人で飲んだ。とてもいい感じの味わいがあった。コーヒーを啜るたびに懐かしい

気持ちが湧いて来た。とっても深かった。その日はそれで終わった。

寝不足の僕の状態も少し癒された。


人間愛について

2018-10-17 06:47:04 | アズワンネットワークのある暮らし

  人間愛について 

  人間ならではの「知能の働き」によって「一つの理」を知るにつれて
  にじみ出る、人間同属に対する熱い思いが「人間愛」です。

 

 人間愛について余分に書きすぎたり、書き足りないところがない文章に感銘した。
これを理解する人は、世の中では少ないし、理解していても具現化の方向に向いている人は少ないように感じる。
  かくいう私も同じテーマだ。


こころに残った言葉。(7) アズワンネットワーク活動の目的を探る

2018-10-07 14:41:28 | アズワンネットワークのある暮らし

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして、この活動の原点は、一人から始まっている、ってことがある。

鈴鹿ではそういう一人ひとりが集結しているんだが、
みんながいるからやれている、コミュニティが出来ている、とも
見えるけど、一人から始まっている活動であるし、
一人の内面の革命から始まる活動である
それがどういう形になるにせよ。

僕が感じているのは、その一人の中にある核心みたいなものだ。
「争いのない幸せな世界を」「本心で生きられる社会を」
「世界中のみんなで幸せになろう」という、決して消えることがないもの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     (岩田隆)

 

  岩田さんは一貫してアズワンコミュニティーの目的を探っている。

それは岩田さん本人に対する問いかけだと思う。その熱意に心打たれる。

(あ~僕はどうなんだろう?)                宮地


こころに残った言葉  (6)分かるというのではなく知るとはどういうことなのか?

2018-10-07 14:24:37 | アズワンネットワークのある暮らし

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今までの分かるというのではなく、知るとはどういうものか
思ったり感じたりするものがないと実際はないのか

 感じる元となるもの。感じなくてもあるもの。
 醤油をとってもらっても何も満たされる感じはしないという話があって、そうだなと思った。でも感じられないから何もないというわけではない。取る側と取ってもらう側に感じられないけど何かが作用してそうなっているものが、元にあるものがある。それは何だろう。
 現状色々な考え、感情が日常で起こっていて、それが現状の社会から来るものがほとんどだとして、そこからどう本来のものが出てくるのか。本当に本来のものが出てくるのか。本来のものとは何か。サロンに行きたいという感じがあるけどそれは何なのか、やってみてどう感じているのか、それが日常にどう変化していくのか。自分はどうなっていくのか。本来の方へ向かう何かがあるのか。  (高橋宏治)

 

  (思ったり考えたりしたことが実際だと思って生きてきた。

   そういう人生の 見直しと研究                                 宮地       )


2ndCSS「社会・人間・心の“豊かさ”を探る」~科学技術の先にあるものとは~《7》を読んでみて

2018-10-07 13:55:59 | アズワンネットワークのある暮らし

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 坂井 今、先生が話されてた昔の話、互酬経済ですか、それに関連するかと思うんですが… 今日その明治学院の辻先生のゼミにいて、今、大学を休学して、サイエンズアカデミーに学びに来ているタッキーってこに、ちょっと話を聞いてたら面白いこと言ってました。彼、そのゼミでフィリピンとか世界のあちこちに行ってるんです。

 そうすると、最初はその貧しい子たちの支援みたいなボランティアという形で行ったそうなんです。でも実際に現地に行ったら明らかに、フィリピンの子たちの方が…

 内藤 幸せそう、なんじゃないですか。

 坂井 そうなんですよ。それで彼の中で、“あれ?”っていう疑問が出てきたそうなんです。
 それで彼が面白いなと思ったのは、ちょうどあの「保育園落ちた、日本死ね」とかいうのありましたよね。国会でも、すごく野党が追及したり、日本の保育はどうなってるんだってマスコミも取り上げて、ちょうどその頃と重なってていろいろ見えてきたと。
 彼が行ったところは、貧しいフィリピンのスラム街みたいなとこで、保育園なんてものは勿論ないと。それじゃあ、子どもたちどうしているかと言ったら、中学生くらいの子が小さい子たちを何人も引き連れて、道端で遊んでいたり、いろんな家々行ったりして、気ままに暮らしていると。そして来られた方の家の人はと言うと、別に見たことない子どもでも、そのタッキーが連れ行くと、「なんか元気な子が来たね~」って迎えてくれて、子ども達はひとしきり家の中で遊んでいく、そんな空気なんだそうです。
 だから、「保育園落ちた、日本死ね」っていう、そういう心の状態と、お金は無くて貧しいんだけど、そうやって子ども達でお互い協力し合って、街の人からも見守られて生きていている状態と、まあどっちが幸せかな、みたいなことが心に残ったそうです。

 内藤 そりゃそうですよね。面白いなあ、現場で見えてくるんですね。
 ただ、そういう豊かさの価値が、GDPに対するものとして、世の中に出てこないですよね。だから逆にそんなものは全部GDPに換算するように、外食にし、保育園にしましょうとか、外に何でも回せば豊とか。そういうのが戦後の市場経済至上主義みたいなものでしょ。それでGDPが上がって豊かになったって政府が喜ぶ。
 本末転倒だけども、そうなっちゃうからね。お金に依らない本質的な豊かさね、こちらの方をね、客観化できるといいですけどね。

 小野 そうですね。そういう辺がね。これまでとは違う指標でね、何かね表せたら……

 内藤 やらないといけないですよ。もう実態があるんだから。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 内藤  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 例えば、福祉予算で250万つぎ込んでそれだけの成果だったら、もう十分元が取れてる、という説得性があるわけです。金の世界だけでも説得できないとね。

 それなかったら逆に、社会的弱者への予算は不効率ということで、切られますね。

 小野 そうしないと説得力が無い、課題として一つありますよね。その辺りが自分たちがここでやってる、「かなり豊かな感じ」とか、「自由自在に人とモノが行き交っている感じ」がすごくあるんですけど、表現のしようが無くて。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ( いつ最終回になるのか分かりませんが、毎回楽しみにして読んでいます。

   内藤先生は、どんな良い考えでもそれがだれでもそうだなと納得できる

   根拠が大事だとしていました。その立場は変わらないけど、こころの分野

   の計量化(普遍化)に関心が深まったように感じました。

    もともとそれをしたいと思ってやってきた。これからはもっと一緒に

   やれるような気がしました。 予想では正常な人間関係の社会ならば

   そんなに難しくはないと思っています。       宮地      )