かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

心とはを探る

2017-12-02 09:44:03 | サイエンズ研究所のある暮らし

11/30木曜サロン

さて「心の状態」ってなんだろう、どんなものか探った。

人間って、肉体面と同じぐらい(?)精神面も他と関連しながら、

ふだんの暮らしを営んでいる。

そのわりに精神面については、各人捉えていることがあっても、

それがどんなものかとなったら、「はて、さて」となるなと思った。

精神面のことは、脳のはたらきとも言えるとして、では「こころ」

というのは、どこにあって、どんな働きをしているのか。

これまで、自分の内面で考えていることも大雑把に心の発露と

してきた。

探っていくと、意識に現れてくるもろもろの感情や気持ちや

コトバが現れてくる元に、生まれたときから周囲の人たちや

社会のいろいろな環境から、ほとんど無意識に染まって、

心に滲みこんできたものがありそうだと、なってきた。

これらは、自分で意識して、取り込んできたものではなさそうだ。

「心」とは、と実際を見ようとすると、目では見えないが、こころが

どんなふうに形成されてきて、今があるか、この辺を見ていくことが

「心の状態」といえるかな。

無意識で積み重ねてきたもだから、そこは、そこに焦点を当てないと、

見えてこないかな。焦点を当てたらみえてくるだろうか。

そうとも、いえないかな。


身体は正常健康になろうとして、つねに働いているのではないか

、こういうはたらきは「こころ」にも具わっているのではないか。

こころの正常健康を知る、正常健康な心の状態を知る、にしたがって

、じぶんは何によって動いているのか、明るく見えてくるのかな、と思った。


師走だよね

2017-12-01 17:55:19 | わがうちなるつれづれの記

わが家の南側の居間は陽射しが暖かい。

カレンダー見ていたら、なんか変。

昨日が木曜日・・・、ということは今日は金曜。

それは、11月にはない。

「おーい、きょうから12月かい?」と妻にことさら確かめる。

「そーよ」

「そうなんだあ」

 

昨年の今頃は息が出来なくなって、三重大病院に入院した。

カテーテルによる心筋のアブレーション手術が必要という

診断だった。

それから、一年、2017年は4ヶ月病院で暮らし、そのあとは

息切れや動悸、立ちくらみがふつうの状態になる暮らしを

してきた。

ほとんど、暖房の効いた部屋にいる。

一日1回の散歩も、いまは大型のハンターやベルシテイに

妻に車で連れていってもらい、休み休み20分ほど歩いている。

部屋にいるのが、楽だけど、動かなければ、ドンドン身体が

衰弱していく感じがしている。

 

ぼんやり部屋で過ごしていても、少ないなりに髪は伸びて

くる。耳もとにかかるようになると、落ち着かなくなる。

理容は、豪さん美容院。

午後3時、息子に車で送ってもらい、行ってきた。

部屋に入っていったら、娘桃子が鏡の前に坐っている。

毛染めに来たという。

たしか、いつかもバッタリ遭ったことがあった。

 

豪さんに娘と並んだ写真を撮ってもらった。

撮ってもらった写真の出来具合を見ていた。

「なんか、やっぱりお父さんに似ている。不思議な感じが

する」と娘。

「そりゃ、そうじゃないの?」と豪さん。

これまで、娘と出会った人が、そのあとでぼくが父だと

分かったとき、とても信じられないという反応をする。

ぼくが、「娘です」と紹介したときにも、「へえー」という

リアクションがあるときが多い。

自分でも、「そうかもしれないよな」と思ってきた。

娘のひとことは、意外だった。

すこし、むずがゆいような、すこし嬉しいといえばいいのか、

なにか慈しみのような気持ちといえばいいか、湧いてきた。

遠い生命の彼方からくる懐かしさのような。

 

最近、これで最後かもしれない、というものが、不意打ちの

ようにでてくるんだよね。

 


山椒は小粒でピリリと辛い

2017-12-01 12:02:27 | アズワンネットワークのある暮らし

 

30年来の友人が鈴鹿に訪ねてくれた。

永岡冬樹・初美夫妻と近所の若い隣人と。

彼は、和歌山・有田郡有田川の里山で山椒を栽培し、

それにおさまらないでいろいろな加工品を自分でつくり、

「田舎カフェ」を開き、デパートなどに販売している。

山椒の魅力に引かれて、ヨーロッパからも、辺鄙な里山に

お客さんがあるという。

若者もやってくるという。

 

山椒は小粒のミカンの仲間。

山椒園がきっかけで、里山の一角に賑わいがある。

山椒は小粒でピリリと辛い。

 

おふくろさん弁当が見たいというので、旧知の竹本さんが

案内してくれた。

テレビなどで知ったようだ。

 

30代のころに、彼には大きな夢があった。

4年前、彼の山椒園を訪ねたとき、いろいろのことが

ありながら、ご夫婦で夢をかなえつつあると思った。

聞けば、今年還暦という。肩に力が入らない、ゆったりとした

暮らしの様子がかんじられた。

帰り際、「もう、これが最後かも」とかいいながら、記念撮影

をした。


高価で貴重な山椒の加工品をお土産にいただいた。

(4年前に訪ねたときの写真があったので、これも記念に)

 

静けさを味わいたい人に、おすすめです。