かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

隔てなき世界へーーオールトランジションミーテイングIN大阪

2014-03-14 15:47:41 | アズワンコミュニテイ暮らし

昨年、トランジション夏祭りIN遠州にアズワンコミュニテイの

一人として参加した。そのとき、トランジションタウン活動の輪の

一員に加えてもらった。

 

「トランジション」とは「移行」という意味と聞いている。

石油に依存しない暮らしへ。人と人が楽しく繋がって隔ての

ない社会への移行とも、受け取っている。

誤解もあるかもしれない。話合いながら、解いていていけば

いいかなあ。

 

3月1日オールトランジッションミーテイングが大阪が

あると聞いて、「この歳で」と思いながら、恐る恐る出かけた。

寒かったあ。

 

会場の大阪中崎町はなんか懐かしい街だった。

60年前、ぼくが生まれ育った横浜の鶴見駅前の

匂いが漂っている感じだった。

 

ミーテイングがはじまる前に、10年前から中崎町で

暮らしているという自称アーテイストのジュン天人

(あまんと)さんが街を案内してくれた。


梅田駅から東に徒歩8分,この街は戦前空襲を免れた。

戦前の家屋が無人化していた。ジュンさんが、地域の

人たちの協力を得ながら、廃屋にお店を開き、それが

きっかけで次々と若者が引っ越してくるようになった。

いまでは、若者が往来するおしゃれな街になっている。

 

オールトランジションミーテイングは午後からはじまった。

戦前の印刷工場だったところを今、劇場で使っている会場に

全国各地から、70人余の老若男女が集まった。

20代、~40代の人が多いように見えた。

進行さんが「大阪のような乗りではいきませんが、始めます」と

開会の挨拶。

 

一人ひとり、自己紹介。

「よんちゃんと呼んでください」「びーとんと呼んでください」とか

すでにお付き合いが出来上がっている人たちがいるらしい。

愛称で呼んでいたら、隔てがなくなっていくとも言えないかも

知れないが、近しい隣近所の仲間という雰囲気が会場に

充満していた。

 

いくつかのトランジション活動の紹介があった。

 

アズワンコミュニテイ鈴鹿の紹介もさせてもらった。

 

いくつかのグループに分かれて、お互いの活動を発表する

時間があった。

 

トランジションジャパンからのメッセージが小山宮佳江さんや

吉田俊郎さんからあった。

「この活動、全国に広がってきている。どこにいっても、仲間に

出会える。海外とのつながりも増えてきている」

 

オープンスペーステクノロジーという話し合いもあった。

検討したいテーマをみんなが手をあげて、提案する。

「あたらしい経済について考えたい」

「ロケットストーブについて知りたい」「それは身近につくれる

エネルギーというテーマにしたらどうか」

「老後のトランジッションを考えたい。人生の最後まで

持続可能な・・・」

「コミュニテイーって、人間関係だと思うんです。人といえば

自分も入るし、自分との付き合い方について・・・」

「お金を使わなくて、生活していくには、そこ考えたい」

「オールタナテイブな教育について」

 

テーマごとに、関心のある人が寄って、検討した。

それぞれのグループが盛り上がっている感じ。


 

夜は懇親会。

 

初めて会った人同士がそれぞれの自己紹介や体験など

出したり、聞いたりしていた。

食べることより、話すことに熱が入っていた。

 

「ヨクナル シグナル」という人を元気にする写真集を

つくる運動をしている田中よしひろさん、最後に

全員の集合写真を撮ってくれた。

FBで発表された。よく出来ている。さすが。

 

そのときのこと、いま振り返っても、刺激的で夢のよう。

ちょっと話しただけとか、名刺を交換しただけぐらいの

出会いだったけど、誰ともとても近しい気持ちがいまでも

湧いてくる。

こんどは、それぞれの暮らしや活動をしている、その地と

人に会いに行きたいと思った。

そうそう、明日3月15,16日は、会場で「お笑」(おしょう)という

名札をつけていた野網昭南さん一行5名がアズワンの見学に

来訪します。

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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