山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

飛島

2021-07-01 | 2019山登り
鳥海山に登るたびに日本海にポツンと浮かぶ飛島をいつも眺めていた。
新潟から小樽に向かうフェリーでは飛島のすぐ近くを航行した。
飛島はどんな島なのだろう。
天気のいい日に飛島から海原越しの鳥海山を眺めたい。
2019年9月に飛島を歩いた時のものです。

島  名:日本海・飛島(山形県)
期  日:2019年9月15日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:酒田港(9:00)=飛島勝浦(10:15)→テキ穴→鼻戸崎展望台→巨木の森→源氏盛→八幡﨑展望台→渚の鐘→四谷展望台→荒崎→オバフトコロの浜→ゴトロ浜→ソデの浜→ロウソク岩→賽の河原→海岸遊歩道→小松浜→柏木山→勝浦(16:15)=酒田港(17:30)
<天候:晴れ>

飛島は酒田沖に浮かぶ周囲約10キロ、鳥海山海岸線から28㎞の小さな島。
日本海を南北に連なる海底山脈の頂上で、すぐ南の粟島から奥尻島まで続く奥尻海嶺上にある。







船はなぜか羽幌フェリーでした。




酒田港を出港。




定期船からの鳥海山。




月山と摩耶山脈。




乗っていたのは島民のほか観光客と釣り客。







飛島へ。







港がある勝浦。




メイン通り。




対馬暖流のおかげで冬でも雪が10センチ積もることはないらしい。













鼻戸崎からの鳥海山。




タブノキ生える巨木の森。飛島が北限らしい。




高台には畑が点在。柵がなかったので食べてしまう動物はいないのだろう。




八幡崎展望台から西海岸。




荒崎に降りると浜はたくさんの貝殻。




烏帽子群島。







浜を歩く。










賽の河原にある明神の杜。




ローソク岩。







ここだけ海岸遊歩道が整備されていた。




海がとても綺麗。




マンモス岩。




小松浜。




海岸から柏木山に登る。







柏木展望台。青い海が眩しい。




島をほぼ一周した。




カフェタイムでしまかへ。










島を離れる。










さらば。島旅もいいな。




船上からずっと鳥海山を眺めていた。








鳥海山(湯ノ台口)

2021-06-25 | 2020-21山スキー
山域山名:出羽・鳥海山(山形県)
期  日:2021年6月5日(土)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:鳥海高原ライン1120m(10:05)→滝ノ小屋1280m(10:35/10:50)→河原宿小屋跡1530m(11:35/10:50)→薊坂1930m(12:50/13:00)→伏拝岳2135m(13:20/13:50)→薊坂(14:10/14:20)~少雪路~大雪路~河原宿小屋跡(14:30/14:45)→滝ノ小屋(15:10/15:25)→鳥海高原ライン(15:55)
<天候:晴れ>

6月になっての鳥海山3days。
今シーズンはタイミングが合わず鳥海山に来られずに心残り感があったが、、、
やっとそのチャンスを得ることができた。

まずは南面の湯ノ台口からアプローチ。
事前の情報で鳥海山の残雪は少ない、と聞いていたが。うーん。




すでに行き止まりには10台ほどの車が駐まっていた。







鳥海ブルーの下、他のスキーヤーは荒木沢雪渓で滑っていた。




滝ノ小屋。




いつもの年なら河原小屋まで雪渓が繋がっているのだが。




今日は八丁坂夏道を登る。途中で小屋番の方にお会いし、今年は雪少ないよと。










雪が数メートル積もることを考えると、河原宿小屋はいつまで建っているだろうか。




今日はここから山スキーを楽しもう。










小雪路から薊坂の夏道へ。




さすがに千畳ヶ原は雪が多い。




見下ろすと微妙な感じだが。




稜線の伏拝岳へ。




新山。




千蛇谷。




夏道を下って、さぁ。




快楽はたった10分でした。




兼用靴で八丁坂を下る。













6月になったら普通のスタイルですね。




鳥海山に来たら、この景色を楽しみにしている。










〆は飛島に沈む夕陽。








蓮華岳大沢

2021-06-22 | 2020-21山スキー
山域山名:北アルプス・蓮華岳(長野県)
期  日:2021年5月30日(日)
参 加 者:みやぶー、はしけん
行動記録:扇沢1420m(7:35)→針ノ木雪渓末端1680m(8:20/8:25)→マヤクボ沢出合2260m(9:20/9:30)→針ノ木峠2536m(10:20/10:30)→蓮華岳2798m(11:15/11:25)→大沢ドロップポイント(11:35/12:30)~大沢右俣滑降~針ノ木雪渓出合1650m(13:00/13:15)→扇沢(13:40)
<天候:曇り、稜線霧と霰、後晴れ>

3週連続の針ノ木エリア。
今日はシーズン終盤定番の大沢へ。




毎週来ていると雪解けの進み具合がよく分かる。
今日はシートラで効率よく雪を繋いで雪渓末端からシールにチェンジ。




この時期になると雪渓もスキーヤーより坪足登山者の方が多くなる。




針ノ木峠。







針ノ木谷もかなり融けた。




霰に叩かれて蓮華岳山頂へ。
今日は午前中から昼にかけて弱い寒気が通過して午後から回復の予報。結局、5月の週末はまともに晴れたことがなかった。




霧が取れるまでしばし待機する。さすがに風に吹かれると寒い。




1時間待ったが稜線のガスは取れず。といっても稜線を覆うガスは薄くなっている。
すこし落とせば視界は得られるでしょう。




想像したとおり。




あとは急斜面を滑るだけだ。







例年より、すこぶる斜面の状態がいい。




スラフは落ちず雪面はほぼフラット。いつもルート取りで悩ませるデブリも落石もない。




標高を下げると少し落石が目立ってきた。ノドはどうだろう。




沢を埋めた雪面の幅はいつもの倍近くある。しかもクラックなし。




3月からの高温で春の雪解けは早かったが、厳冬期の降雪量と雪崩は相当なものだったに違いない。




左俣出合。




これまでで一番条件がよく、稜線から出合までずっとストレスない滑りだった。来てみるもんですね。
山域によってではあるが、山麓の雪解け具合と稜線や沢の状況は必ずしも同じとは限らない。
晩春の雪面状況も理由があることがなんとなく分かってきた。




もう夏の日差しだ。









白馬鑓ヶ岳

2021-06-04 | 2020-21山スキー
山域山名:北アルプス・白馬鑓ヶ岳(長野県)
期  日:2021年5月24日(月)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:猿倉1230m(4:40)→小日向のコル1824m(6:20/6:35)~湯ノ入沢1600m(6:40/7:00)→鑓温泉2030m(7:50/8:05)→鑓沢→大出原2500m(9:25/9:40)→鑓温泉分岐2750m(10:20/10:25)→鑓ヶ岳2903m(10:50/11:00)→鑓温泉分岐(11:15)→天狗池北方2800mピーク(11:30/12:15)~鑓温泉(12:30/13:15)~湯ノ入沢(13:20/13:35)→小日向のコル(14:05/14:20)~猿倉台地1500m(14:35/14:40)→猿倉(15:15)
<天候:晴れ後曇り、にわか雨>

猿倉荘は夏山まで休業中。




猿倉台地に上がると雪が出てきた。







坪足のまま小日向コルまで登る。これが一番早い。







湯ノ入沢まではつながっていそうだ。




南面なので荒れた雪面だった。




中央ルンゼはノドで切れている。




鑓温泉は帰りに入るのでフルーツを雪に埋めておく。







鑓沢に入ると強い向かい風。予報ではここまでの風が吹くとはいっていなかったが。







向かい風に時々体を揺さぶられ、登ることより風に消耗させられる。逆風のマラソンランナーはこんな気分なのだろうか。




2時間風に耐えて稜線へ。




ザックと板はデポ。




稜線を登ると次第に風は弱まった。西風が鞍部で収束されて大出原、鑓沢を一気に吹き下りたのだろう。




白馬鑓ヶ岳山頂。




杓子岳白馬岳稜線。杓子沢は山頂から見ても落石ランド。もう行くことはないだろう、たぶん。




雪が切れたノドで苦労した思い出があるので、再び中央ルンゼに飛び込むことがあるだろうか。




ザックと板を回収して夏道を南下。




振り返ると清水岳。シーズン滑り納めに行きたいがさて。




天気下り坂だがこのままもってくれるか。




天狗池北方2800mピーク。




白馬鑓ヶ岳上空の雲は悪天を告げている。




2800mピークから鑓沢にエントリー。



















稜線から鑓温泉まで最高のザラメ、快適だった。




そしてお楽しみタイム。







鑓温泉をあとに。




快適ターンはさらに続いた。







小日向コルから鑓温泉とエントリーしたピークが見えた。




小日向コルから猿倉台地は荒れた斜面に快適度ゼロだった。台地で少し雨に降られて猿倉に下山。










針ノ木岳

2021-06-01 | 2020-21山スキー
山域山名:北アルプス・針ノ木岳(長野県)
期  日:2021年5月23日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:扇沢1420m(10:05)→針ノ木雪渓末端1650m(10:45/10:50)→マヤクボ沢出合下2150m(11:55/12:20)→マヤクボコル2670m(13:35/13:50)→針ノ木岳2820m(14:15/14:40)~針ノ木雪渓堰堤1590m(15:25/15:40)→扇沢(15:55)
<天候:曇り、霧>

先週に続いて針ノ木エリアへ。
午前中は昨日からの寒気の影響が残って、稜線は霧と強風の予報。
そのため午後に登頂滑降と安全マージンを逆算して扇沢を午前10時に出発する。




雪はかなり融けたが、残っていたスノーブリッジを渡って大沢出合下へ。




あとはシールで雪を繋ぎながら針ノ木雪渓に入る。




流れが出ていた赤石沢出合で雪の厚さは2mほど。




稜線は濃い霧、時折強い風が雪渓を吹き下りる。天候回復は遅れ気味なので時間調整兼ねて大休止する。




マヤクボ出合下でコルから滑ってきた方と話すことができた。
稜線の西側は凄い強風で登頂は断念したが、マヤクボ沢の斜面は最高だったらしい。







針ノ木山頂はまだ雲の中。雪の繋がり状況を観察。







シールでコルへ。




稜線の風をチェックして、シートラでも行けると判断。夏道には昨日の新雪。




いつも残っている山頂直下の雪渓も消えかけていた。




針ノ木岳山頂。何も見えず。山頂の風は弱かった。




しばらく様子を見るが視界回復の兆しなく滑降開始。




カール底で雲を抜ける。




登りでチェックした通りにトラバース。




ここからが今日のハイライト。




縦溝なし、氷化なし、落石なし、こんな条件のよいマヤクボ沢は久しぶり。




寸光照らす静かな針ノ木雪渓をのんびり下る。




雪渓下部まで来ると急に晴れてきた。眩しい。




見上げる蓮華大沢の条件もかなり良さそうだ。




堰堤を越えてブリッジを渡る。




雪が消えるまで滑って終わり。




扇沢に下山する頃にすっかり晴れた。