美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

大人の習い事の極意とは

2024年08月11日 07時29分10秒 | 姿勢&見た目

陸上界の期待を一身に背負った北口榛花選手、一投目の記録で金メダル、島岡美延です。世界王者でも五輪で金って本当に大変。そんなパリ五輪、今夜フィナーレへ。

今日は山の日。登山家にとっての「そこに山があるから」って、あなたにとっては? 図書館で予約して何カ月も待って、稲垣えみ子著『老後とピアノ』(ポプラ社)を読みました。エアコンも冷蔵庫もない暮らしを続ける元新聞記者、常連として通うカフェにピアノがあったことで、「40年ぶりにピアノを再開」することに。

子ども頃に習ってたけどやめた、そんな経験を持つ彼女の「同じく断念した人」へのエール。誰に強制されるでもない、純粋に練習できる喜び。つい、やりすぎた彼女は手を痛めて「もうピアノが弾けなくなったら」と追い詰められる事態にも。

高く先の目標に突き進むことは若者にまかせて、人生後半に入ったら「今目の前にあるミクロのことに全力をかける、今を楽しむ」。そう、ピアノもバレエも全く同じ! 今日もレッスン、頑張ります。

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旅客機がサメのいる海に

2024年08月10日 08時14分10秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

女子ブレイキン五輪初の金メダルにAMI選手、島岡美延です。今やブレイキンの聖地、川崎市内ではパブリックビューイング。今夜のShigekixにも期待。

パリ五輪も最終盤。日本列島は地震と台風に備えるお盆休みへ。楽しい計画は実行したいけど用心も。映画『エア・ロック 海底緊急避難所(16日公開)』をご紹介します。『海底47m』製作陣が贈る、「いま、底にある危機」とは!?

州知事の娘エヴァは恋人と友人との卒業旅行、10歳のローザは陸軍出身の祖父母と3人旅行、CAのダニーロは彼氏との同性婚を夢見つつ、大型旅客機でメキシコのリゾート地に向かっていた。だがエンジンに鳥が衝突し、機体は高度2万フィートから海底に墜落。生き残った7名が機内のエア・ロックにとどまりながら救助を待つ。しかし襲い来る水圧、失われていく酸素。さらに人喰いザメが機内に侵入。果たして彼らは生き残ることが出来るのか!?

第一回東京国際サメ映画祭のオープニング作品。涼しくなること間違いなし。

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アナウンサーたち、戦争の時には

2024年08月09日 07時53分42秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

テレビ画面に「南海トラフ巨大地震注意」という初めての文字、島岡美延です。昨日宮崎県で震度6弱を観測した地震はM7.0、今後1週間はいつもより注意。その範囲は広く、沖縄から茨城まで。

元日、能登半島地震の津波警報の際のアナウンサーの強い呼びかけの声、覚えていますか? この声が、戦争中には間違った使い方をされた――。映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争(16日公開)』をご紹介します。昨年夏のNHKスペシャルの劇場版。「真実ではないこと」を放送したアナウンサーたちの苦悩、叫び。

日本放送協会とアナウンサーたちは、勝利への士気を高めるべく、声の力で戦意高揚・国威発揚を図っただけでなく、海外進出の日本軍を支えるため、偽情報を流して敵を混乱させた・・・。開戦ニュースと玉音放送に携わった伝説のアナウンサー・和田信賢を森田剛。女性アナウンサーの草分け・和田実枝子を橋本愛。

今日は長崎原爆の日。1945年の夏にもアナウンサーはいて、彼らが発した言葉を考えたい。

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大人になると「感情」たちは

2024年08月08日 07時48分00秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

急な雷雨に今日も要注意、島岡美延です。今朝の卓球男子団体準決勝、惜しかった・・・、明日早朝は女子を見なきゃ。

五輪のアスリートのメンタルの強さ、切り替えのうまさに感心する日々、その頭の中はどうなっている? 脳内の感情を可視化した傑作アニメーション映画の続編『インサイド・ヘッド2』を子どもたちでいっぱいの映画館で観てきました。

前作(2015)では主人公ライリーの誕生~11歳。13歳になったライリーの脳内で警報が鳴り響く、それは〈思春期〉。「大人の感情」が登場してきて、これまでとは「別のワタシ」になる? 日本語吹き替え版は引き続き、カナシミに大竹しのぶ。新しい感情でライリーを振り回すことになるシンパイを多部未華子。

ライリーは高校進学を前に、今までの親友と新しい仲間と間で色々失敗をする。大人になるって、今日を心配、将来を見据えては心配、ってことかも。本当の自分は、これまでの人生の上にできている――。前作を見ていない人にもしっかり心に刺さる物語。

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22世紀を生きる子たちに

2024年08月07日 07時23分16秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

立秋から始まる夏の甲子園、島岡美延です。暑さ対策で最も暑い時間帯を避ける2部制の対策も。

パリ五輪も終盤戦、様々な競技に憧れ、何年後かには実際に五輪の舞台に立つ子もいそう。昨日は近くのスーパーで小学生数人が職業体験をしていたし、私も先日、インターンの中高生を指導しました。

2000年代後半~2010年代生まれは、人生100年時代、22世紀を生きていくのだと実感。でも毎年暑くなる地球、2050年までに温室効果ガス排出をゼロにすると言うけど、それで大丈夫か不安になります。

昨日の広島原爆の日に掲載された新聞の全面広告には「戦争の準備をするな」。パリ五輪で各国が競い合う日々にも、武力を行使する国があるという現実。だからといって、日本が目指すべきは、やはり戦争が出来る国になることじゃないはず。

人類が22世紀を無事に迎えるには、「今」こそ大事。2050年以降に責任を持たない大人より、若い世代、五輪で活躍している世代の皆さん、行動して。

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反逆者たちの声は届くのか

2024年08月06日 07時24分19秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

1点に一喜一憂する間にブラックマンデー超えの株価下落、島岡美延です。マッチポイントを何度握れど次の1点が――。

もちろん、マッチポイントを凌いだあげくの逆転勝利ほど劇的なものはなし。米大統領選挙も気になるし、日本の社会に逆転勝利は? 青木理著『時代の反逆者たち』(河出書房新社)を読みました。スタジオジブリ出版部発行の月刊小冊子『熱風』で著者が続けているインタビュー連載『日本人と戦後70年』から3冊目の出版。今日は広島原爆の日、あれから79年。

時代の先端で抗う9人との対談。個人的にはタレント松尾貴史氏、ジャーナリスト国谷裕子氏との章が特に興味深く、青木氏自身を含め、テレビでの政治的発言、番組降板問題など〈テレビでは無理〉な話、満載。

「パリ五輪は全く見ない」という斎藤幸平氏とは『人新世の「資本論」』刊行直後に対談。斉藤氏の「スポーツで結果を残すためトレーニングをするように、民主主義を守るための走り込みや筋トレも必要」との言葉にうなずきます。

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スポーツにおける声って

2024年08月05日 07時53分55秒 | 姿勢&見た目

フェンシングを習わせたい親が増えるかも、島岡美延です。男子団体フルーレが金メダル、男女フェンシングで5つのメダル。松山英樹選手は銅メダルに微妙な笑顔、普段は優勝者のみ表彰だし。

パリ五輪の大歓声、やはり声を出して応援することは選手の背中を押します。コロナ禍は無観客、選手自身「声出し禁止」とする時期がありました。そう、「飛沫感染を防ぐ」ため――。

その時にも思ったけれど、スポーツでの声出しは、身体の使い方と密接な関係があるはず。声を出せないことが、パフォーマンスに直結したのでは? 大きく分けて、剣道や空手のように技と同時に声を出すものと、体操や球技など、演技後や得点の瞬間に出すもの。いずれにせよ、自分の心身に大きな影響を与えるだろうし、仲間への鼓舞、相手への威嚇など、スポーツにおける声は大きな役割があります。

何かのコツをつかむため、擬音語=オノマトペ(これ、フランス語)を口に出しながらやるのは効果的、試してみては。声を出すって、動きに直結。

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身体の痛みを引き起こすのは

2024年08月04日 07時29分18秒 | 姿勢&見た目

痛み止めを打って銅メダルの早田ひな選手、島岡美延です。生中継で一緒に泣き崩れました。

どんな競技でもアスリートに必要なのは、素早いフットワークと強い体幹。でもアスリートじゃなくても「身体を使って生きている」のは皆同じ。そして激しい競技をしていなくても「あちこち痛い」ってことは?

植森美緒著『イラストでわかる 肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)を読みました。健康運動指導士の著者は、痛みの期間、何をしている時か、などから「痛みの原因はパジャマ」などと指摘。

「日常動作」を変えていくことこそ、痛みを解消する方法。「痛みの9割は〈頭〉が原因」と言い切るわけは、その重さ。「約6㎏、1リットルのペットボトル6本分もあるのに、その実感のなさこそ、落とし穴!」だと。必要なのは「頭を上手に支える動作」。

思えば、コロナ禍でオンラインが一気に増えた頃、頭痛に。原因は首と肩のはり――、支え切れていなかったのですね、頭の重み。

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日本の法律にフランス人の力

2024年08月03日 07時28分38秒 | 日記、その他

男子サッカー、バスケット、世界の壁はやはり高く、島岡美延です。パリ五輪も半ば、様々な明暗。フランスが柔道王国であることも強く実感。

柔道は日本からフランスへ。明治時代、フランスから日本へ、それが近代司法。裁判所の隣の法務省旧本館、赤れんが棟に出かけました。入口で見学者証を受け取り、注意事項を聞いて中へ。見学可能な『法務史料展示室・メッセージギャラリー』以外は執務が行われている場所。

江戸から明治に変わって、急がれた司法の近代化。いわゆるお雇い外国人の協力で短期間に基本法典を整備していった日本。フランス人法学者ボアソナードが母国フランスのものをもとに日本人の編纂委員と作り上げていった刑法典。ここに罪刑法定主義や法律不遡及の原則が明文化された・・・。

『虎に翼』関連の展示、三淵嘉子さんに関する資料も。この赤れんが棟、『虎に翼』で何度か登場しています。寅子が訪ねる司法省として、高等試験の試験会場の入り口として。ドラマも、ますます目が離せません。

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法廷で通訳をするということ

2024年08月02日 08時07分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

100%出し切った、ってどんな感覚か、島岡美延です。「自分でも頑張った」くらいは誰でも経験しているだろうけど。

今週の『虎に翼』、放火に問われた被告人のハングルの手紙が誤訳されたことに寅子が気づき、無罪に。関東大震災での朝鮮人虐殺や結婚への偏見など、ヘイトスピーチの令和に正面から問う展開。今週は佐渡金山の世界文化遺産への登録で朝鮮半島労働者のニュースも。

図書館で借りた丁海玉著『法廷通訳人』(角川文庫)には興味深く、知らないことだらけ。日本生まれの在日韓国人二世の彼女はソウル大学卒業、92年に大阪高等裁判所通訳人候補者名簿に登録。ある程度日本語を話せる被告の通訳、「包丁、果物ナイフ」の違いに該当する韓国語はない? 法廷内の公平さが最重要、感情を入れずに訳す。

裁判員裁判が始まり、より重い責任になるも待遇は? 母語が日本語か韓国語かでも言葉選びは微妙に異なるなど。日本人が日本語で裁判を受けるのだって緊張するだろうに。想像を超える法廷通訳の世界。

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