美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

JK弁護士にもアツくなりました

2024年06月10日 07時50分14秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

朝の雨で蒸し暑くなりそうな月曜日、島岡美延です。

『虎に翼』では新しい憲法、民法が語られる戦後の日々、様々な再会に期待。今期は、テレ朝の金曜ナイトドラマ『JKと六法全書』にもけっこうハマりました。『虎に翼』の寅子は進学反対だった母親から、六法全書を買い与えられて法の道を目指したけど、こちらは、女子高生が史上最年少17歳の弁護士として活躍する物語。

詐欺から「加害者」になった同級生を法廷で助けたかと思えば、最終回では、公園工事で産廃が埋められて水質悪化、それを政治家、検察が隠ぺいしていたという事実を暴く国家賠償請求訴訟まで。

実際の事件や政治の動きを思わせる展開。「忖度、忖度の歯車は一度回ったら止められない」との言葉に、真実が明らかになっていない『森友問題』を思い出したし、検事総長定年延長(ドラマではポーカー好きで辞職)なども。

ドラマを「忖度なし」で作れる社会かどうか、今後もしっかり見ていく必要あり。

 

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北鎌倉の紫陽花、人、人、人

2024年06月09日 07時24分01秒 | 日記、その他

晴れ続きで紫陽花は少々疲れ気味、島岡美延です。急きょ、母と出かけた土曜日は人、人、人。

JR北鎌倉の改札を出ると、連なっている日傘。まず駅から近い、北鎌倉古民家ミュージアムへ。各地の古民家の柱などで再構築された建物と庭で『あじさいの小径とあじさい展』『七世乾山 尾形乾女展』『舌ヒデ子の河童さん展』(~7月7日)を開催中。こんなにあるかと、絵画や工芸品もテーマは「あじさい」。

そして鎌倉の紫陽花の名所、明月院へ。「右側通行で」と警備員の声。これがオーバーツーリズム、と実感。拝観入口は3か所に分けられるも、道の両側に青い紫陽花を見つつ、人の渋滞の中、進みます。アジア系の観光客が多い印象。さらに「本堂奥の丸窓」で写真を撮る人の長蛇の列、「御朱印」の列も。日差しも強い中、皆さん、待ってますね。

食事場所を見つけるのも大変。人手不足か、1人で対応する店員さんが気の毒なほど。ハモの天ぷらは美味しかったけど、この季節を越えたら、少しは落ち着くかな、鎌倉。

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沖縄のガマの土、そこに生きた証

2024年06月08日 07時25分04秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

平年日を過ぎても関東の梅雨入りはまだ、島岡美延です。今日もよく晴れそう。

昨日、県議選告示の沖縄は梅雨の真っただ中。県民がどんな答えを出そうと、聞く耳を持たない国。映画『骨を掘る男(15日公開)』をご紹介します。

40年以上、沖縄戦の戦没者の遺骨を収集し続けてきた具志堅隆松氏に密着したのは、沖縄戦で大叔母を亡くした奥間勝也監督。具志堅氏は自らをガマフヤー(洞窟を掘る人)と呼び、400柱以上を探し出した。砕けて散乱した小さな骨、茶碗の欠片、手榴弾の破片、火炎放射の跡。兵隊か民間人か、どんな最期だったか推察し、想いを馳せ、弔う。このような「行動的慰霊」を黙々と続ける。

今も3000柱近くの遺骨が眠っていて、米軍兵士、朝鮮や台湾出身者も含まれている――、そんな島の土砂が辺野古の埋め立て工事に使われようとは。奥間監督も小さな骨を手にします。

これは古代遺跡の発掘現場ではなく、約79年前に命を落とした人のもの。

 

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再び輝くため、走り出す!

2024年06月07日 07時49分04秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

これを「踏み込んだ改革案」と胸を張り、特権のお金を死守できたと胸をなでおろす面々、島岡美延です。領収書を公開するという10年後、果たして国会議員をしていられるの?

こちらは、うまくいかないことだらけの面々がなんとか立ち上がろうとする物語。映画『輝け星くず(15日公開)』をご紹介します。先日のラジオに、主演の山﨑果倫さんとアシスタントプロデューサーの柴田愛之助さんが登場。明石市での撮影、長い坂道での自転車の場面などを語りました。

ある日、突然、逮捕されたかや乃(山﨑)。恋人の光太郎(森優作)は、かや乃の父・慎介(岩谷健司)から呼び出され、拘留先の海の向こうまで一緒に行ってくれと頼まれる。しかし、自称パニック障害の慎介は、電車も高速道路もダメ。初対面の恋人の父親との気まずい旅、それでも愛するかや乃が囚われている四国へ向かう――。

社会から脱落した者たちが立ち上がる挑戦の物語は、奇妙な味わいのあるヒューマン・コメディ。

 

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表紙に点字の新書、著者二人は

2024年06月06日 07時48分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

出生率1.20と過去最低、最少は東京の0.99、島岡美延です。改正子ども・子育て法は成立すれど、児童手当を増やす以前に、経済的理由で結婚、子育てを諦める社会をどうする? 選択的夫婦別姓や同性婚が社会を変えてしまうと頑なに背を向けてきた政権下で、人口は急速な右肩下がり。

国の「やってるふり」がよくわかるのはこんなところでも。図書館で見つけた『「よく見る人」と「よく聴く人」―共生のためのコミュニケーション手法』(岩波ジュニア新書)の著者は、13歳で失明した広瀬浩二郎氏と、19歳で聴力を失った相良啓子氏。現在はともに国立民族学博物館などの研究者。

この本で障害者は大変ですごい、と感心してほしくない、という広瀬氏。多文化交流とは異国の文化だけでなく、点字や手話などの文化もあると。SDGsで「誰一人取り残さない」というけど、誰が誰を「取り残す」のか。

空港を利用する際、「障害者」と告げると車椅子が用意される、という相良氏。色々な気づきをもらった一冊。

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プリンスのルーツを探るなら

2024年06月05日 07時28分03秒 | 姿勢&見た目

今日は外干しも大丈夫そうな晴れ、島岡美延です。アジサイを見に行くなら暑くない晴れの日か、しとしと雨か、ちょっと迷ったりもします。

紫の雨、あの曲に衝撃を受けた人も多いはず。映画『プリンス ビューティフル・ストレンジ(プリンスの誕生日=6月7日公開)』をご紹介します。名曲〈パープル・レイン〉発売40周年記念、孤高の天才アーティスト、プリンスのドキュメンタリー。

2016年4月21日、57歳で急死したプリンス。80年代、自伝的映画『パープル・レイン』、同映画サントラのメガヒットで、一躍世界的スーパースターに。7度のグラミー賞を受賞、2004年にはロックの殿堂入り。

アメリカ・ミネアポリス生まれ、本名はプリンス・ロジャーズ・ネルソン。住民の99%が白人という環境下で、多感な青春時代を過ごす。恩師や家族が語る幼少期のエピソード、チャカ・カーンら彼を敬愛する人々の貴重な証言。

なお、このドキュメンタリー、プリンスの楽曲は使用されておらず。

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気分転換のドライブのはずが

2024年06月04日 07時25分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

トヨタなど自動車5社が認証不正で謝罪会見、島岡美延です。やはり?ダイハツだけじゃなかった――。次々と出た与党議員の裏金問題も、全員処分はムリと変な線引き。名前は改正案でも根本は変える気などなく。いつもデジャブ、立派なスーツの面々がやっていること。

こちらは立派なスーツとは程遠い、破天荒な女二人。映画『ドライブアウェイ・ドールズ(7日公開)』をご紹介します。兄ジョエルとコーエン兄弟としてアカデミー賞にも輝いたイーサン・コーエンの単独監督作品。

ガールフレンドと破局したジェイミー(マーガレット・クアリー)と堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)、女二人で気分転換のドライブへ。運転中のアクシデントがきっかけでトランクから謎のスーツケースを発見、中にはとんでもないものが。そのスーツケースを追ってきたギャングたちと遭遇した彼女たちは・・・。

マット・デイモンが上院議員役、秘密を守りたいのはどこの国の議員も同じ?

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女性の視点で近現代史を考える

2024年06月03日 07時47分38秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

緊急地震速報に驚くも神奈川は揺れず、島岡美延です。能登半島地震から5カ月が過ぎ、また石川で震度5強。

昨年は関東大震災から100年の節目、これは震災後の悲劇を含む対談。村山由佳・朴慶南著『私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年』(集英社新書)を読みました。昨日は映画『関心領域』をご紹介しましたが、本に出てくるのも「自分には関係ない」という想像力の欠如への指摘。

『風よ あらしよ』でアナキストの伊藤野枝と大杉栄が大震災後に殺害されたことを書いた村山氏。祖父が大震災後に殺されかけたという作家の朴氏は、様々な差別を経験。

「女性やマイノリティを抑圧する社会は、いつ軍事主導、戦争国家に行きついてもおかしくない」「誰かを差別する心理は、論破、マウンティングしたがる心理に通じる」「アジアを見下ろす優越感はアメリカへの劣等感と裏表」etc. またドイツが戦後、負の歴史に向き合っているのに比べ日本は――、というのも出てきます。

 

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一人一人の「関心」を考える

2024年06月02日 07時26分44秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

ひんやりとした雨の朝、島岡美延です。このあと雷雨に注意が必要な日曜日。

自分の特権的地位は何が何でも変えたくない――、政治資金規正法改正案をめぐるドタバタ劇を見ていると、何をしたくて国会議員になったのかと思います。

せっかく手に入れた夢の暮らしを手放したくなかったのは、収容所の隣の家族――。公開中の映画『関心領域 THE ZONE OF INTEREST』を観てきました。アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘスとその妻らが暮らす、大きな家、広い庭で繰り広げられる日常。パーティ、プール、食卓での優雅な幸せ。ある日、ルドルフから転勤だと聞かされた妻は、自分と子どもたちはここを離れない、あなた一人で行って、と。

その暮らしの塀を隔てた収容所からは黒い煙が上がり、時おり、叫び声が響き渡る――。ジョナサン・グレイザー監督が意識したのは、あの時代と現代とは地続き、ということ。音と言葉だけで想像させるおぞましい出来事。今も「知らないふり」していること、世界に。

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雨の季節、傘に気遣いを

2024年06月01日 07時21分44秒 | 姿勢&見た目

この改正案でいいという同じ穴のムジナたち、島岡美延です。ムジナのほうが、一緒にするなって言うかも。米元大統領は、ギルティ、ギルティと全34件について陪審員に有罪と判断されました。日本もアメリカも、国民がどんな投票行動をするか、とても重要な次の選挙。

さて、6月スタート。関東の梅雨入りはまだ先ですが、傘マークが並ぶ天気予報。今月の姿勢テーマは『傘の持ち方、歩き方に気遣いを』です。雨の中、出かける場合、少しでも心地よく、と考えたいもの。

いつも以上に「おたがいさま」の心の余裕は欲しいですね。狭い道ですれ違う時、譲ってもらったら会釈する、傘がぶつからないように気を遣うなど、知らない人同士でも「今の人、感じいいな」と思ったり、逆にイラっとしたり。

傘さし歩きスマホでイヤホン、という周りの気配を一切遮断という人、やっぱり危ないです。傘の持ち方にもご注意を。特に階段、傘の真ん中あたりを持って、後ろの人に傘の先が向くようになっているとちょっと怖いです。

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