美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「長年の慣習」他にもないか

2023年12月21日 07時33分06秒 | 日記、その他

2023年、どれだけ不祥事、謝罪会見があったか、島岡美延です。

セクハラ解任にも驚いたけど、ダイハツは全車両出荷停止。不正は30年以上前から。

自民党のパーティー券疑惑については還流、中抜きがあり、特に参院選候補者には全額還流とも。冒頭で「謝罪会見」と書いたけど、閣僚などは「謝罪」も「説明」もなく退場(本人はホッとしている?)。これも「次の選挙でみそぎ」という政界の文化なのか。

旧ジャニーズ事務所、宝塚歌劇団、日大アメフト部も、どこかで「これはおかしい」と思った人はいたはず。国会議員の秘書が法律を知らないはずがない。「これって法律違反では」と指摘した人もいたでしょう。でも「決まりだから」「上の指示」と上司や先輩に言われたらそこで終わり。自分もその「文化」に染まるか、辞めるかの2択、改革は程遠い。

まだ表に出てない「長年のマズい慣習」、もし気づいているなら今がチャンス。勇気を出して声を上げてみませんか。

 

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他で起きた不祥事から学んで

2023年12月20日 07時34分48秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

半年ぶりに父のいる介護施設へ、島岡美延です。夏に父がコロナ感染、久々に家族4人で30分、近距離で談笑(前は広い会議室)。職員の方々の工夫で暮らせていることに感謝!

そんな昨日、安倍派・二階派への強制捜査、エネオス社長がセクハラで解任とのニュース。エネオスは去年も会長がセクハラで解任って、社員が気の毒になるほど。石油業界のみならず経済界の顔による不祥事。もしかして「財界の文化」ですか、酒の上での目に余る振舞い、相手の尊厳を考えない好き勝手。

この元会長、元社長は60代、私の上司にあたる世代。私が属してきた様々な集団で直面したセクハラ、パワハラを思い出しました。「耐える」「かわす」世代だった私たち。いつしか、下の世代が圧力に耐えているのを傍観していなかったか、今はその反省。

お酌、一発芸、カラオケの強要もやめましょう。誰かが嫌がること=盛り上がること、ではないので。

 

 

 

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太宰治が描いた反戦、恋愛

2023年12月19日 08時16分27秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

今日にも安倍派・二階派に強制捜査、島岡美延です。与野党超えて「一般社会の常識」が通用する国会に変わるよう動いて。次の30年、同じことを繰り返さないために。

朝ドラ『ブギウギ』では、学徒出陣に行けない弱い身体を嘆く青年がスズ子と交際へ。この時代の苦悩を太宰治はこう描いた――。公開中の映画『未帰還の友に』に出演中の萩原朔美さんと水島裕子さんが昨日のラジオに登場。太宰治没後75年記念映画、出征して帰ってこない年少の友を想う先生の物語。

窪塚俊介が太宰を思わせる先生。淡い恋心を抱いた相手にNOといって出征する青年を土師野隆之介。想いあっていても「約束」出来ない時代。

昨日のお二人は太宰の師匠、井伏鱒二夫妻の役。萩原さんは萩原朔太郎の孫(と紹介される苦しさも)、20代に美輪明宏と共演。役者をやめて現代美術家に。77歳の今、何十年ぶりの演技、さらに「詩」に目覚めたそう。水島さんはアナウンサー時代にラジオで井伏鱒二さんと会ったというので、一同びっくり。

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「お金がかかる政治」をしてきたのは

2023年12月18日 07時22分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

各社の世論調査、不支持が支持の3倍のものも、島岡美延です。政治の世界は一般社会とは「別の文化」、まだ続けますか?

記者会見で聞かれたことに何も答えず、それを延々繰り返す――、不祥事を起こした企業や学校、警察などが同じことをしたら?

パーティ券疑惑は、派閥からの還流不記載に加え、派閥に戻さない中抜き(ノルマ以上の分は最初から自分のもの)もあったとか。政治の世界は、反社といわれる世界に近い?

不逮捕特権、領収書なしの莫大なお金、こんな身分は一度経験したら子どもや孫にも引き継がせたいって、親ならそう思う? もはや何のために政治家になっているのかわからない世襲の面々。

「政治にお金がかかる」のではなく、「政治をお金がかかるものにした」政権が長いこと続いてきたのでは? すでに地方選挙でお金をかけずに当選し、議会を変えようとする議員が現れています。世襲より、勉強している議員が国会を変える番。

 

 

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横浜鶴見で沖縄のエイサー

2023年12月17日 07時19分27秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

季節外れの暖かさから、一気に真冬へ、島岡美延です。昨日は冷たい飲み物を注文するほど、体調管理も大変。

この時期の日本列島の気候は様々、沖縄では夏日も。映画『なんでかね~鶴見 ガーエーにはまだ早い!(23日公開)』をご紹介します。先日のラジオに沖縄に関する映画作りがライフワークのような渡辺熱監督が登場。昭和初期に多くの沖縄出身者がやってきた横浜鶴見が舞台。

エイサー団体「潮風(うすかじ)」では、新人メンバー募集に苦労していた。中心メンバーの美那は、キッチンカーでロコモコ丼を販売しつつ、サンレレを弾くアーチスト。ある日、美那は、エイサーの本場・コザ出身の栄人という青年と出会う。夢を追う、夢を探す若者たちが、沖縄から遠く離れた鶴見で、エイサーを通じて大切なものを見つけていく物語。

「なんでかね~」という沖縄の言葉、そこに込められた想いは複雑。美那役のいーどぅし・かーなーの歌声は素晴らしく、ガレッジセール川田広樹がいい味。

 

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役所広司とヴィム・ヴェンダース

2023年12月16日 07時56分07秒 | 姿勢&見た目

キックバックは「政治の文化」という感覚、島岡美延です。もう、法改正以外に「国民の信頼回復」なし。今度こそ、抜け道のない一般社会が理解できる法改正を。

昨日は大谷翔平選手の穏やか、かつ決意に満ちたドジャース入団会見。世界に誇れるのはやはり、スポーツ、そして文化。映画『PERFECT DAYS(22日公開)』をご紹介します。名匠ヴィム・ヴェンダースがリスペクトし続けた俳優、役所広司。カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した話題作。まるでドキュメンタリーのように日々を綴ります。

渋谷で公衆トイレの清掃員として働く平山は、同じ時間に目覚め、支度し、働きにいく。毎日は同じことの繰り返しに見えるが、同じ日は一日としてない。平山は毎日を新しい日として生きているのだ。木々を愛し、木漏れ日に目を細める男に思いがけない出来事が起こる。それが彼の過去と今を小さく揺らす――。

早起きして、朝日を浴びたくなる物語。

 

 

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感染症に油断せず、鼻呼吸を

2023年12月15日 08時01分01秒 | 姿勢&見た目

ルールを守らない人たちが作る税制改正大綱と言われても、島岡美延です。秋に変えた顔、旧統一教会の影、世襲・・・。大臣名に〇〇派とカッコ書きがあること自体、能力より派閥均衡の証拠。自民党の皆さん、自ら「解体」しませんか。裏金作りが出来ないと派閥のうまみ減るし。

任意の聴取に怯える人は息をするのも苦しいかも。何であれ、外気は鼻から吸い込んで。今月の姿勢テーマ『マスクがあってもなくても鼻呼吸を』を実践していますか? 冬の寒さになりイルミネーションもきれいな季節、周りを見渡すと、今年の5月頃よりもマスクをしている人は少なそう。

新型コロナ、まだ去年の冬のような患者数になっていないようですが、もちろん油断はできません。インフルエンザ、そのほか、様々な感染症が特に子どもを中心に増えています。鼻呼吸でできるだけウィルスをブロックするのと同時に、最近忘れがち(?)な、「しっかり手を洗う」の実践を。アルコール消毒に頼るより、きちんと石鹸を使って。

 

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関東大震災を描写した文豪たち

2023年12月14日 07時42分35秒 | 日記、その他

「信用回復のため火の玉になる」とは、島岡美延です。日本の「失われた30年」は政治家から順法精神が失われていった30年。大金が必要ならキャッシュレスで。持ち歩く危険も記載に困ることもなし。

今年は関東大震災から100年、数々の企画展に加え最近読んだのが石井正己編『関東大震災 文豪たちの証言』(中公文庫)。

谷崎潤一郎は、箱根の山道で地震に遭遇。前夜泊まった箱根ホテルの室はペチャンコに潰れていた。与謝野晶子は、尊い原稿が全部焼けたことを悔やみ、土深く埋めておけばよかった、と。

平塚らいてうは、震災後の混乱の中、大杉栄とともに虐殺された伊藤野枝の記憶を綴り、吉野作造は、朝鮮人虐殺事件に就いて、という文章を11月に発表。

芥川龍之介は、大勢の人人の中にいつにない親しさが沸いているのは兎に角美しい光景だった、と。

個人的な記録こそ、読み継がれるべき。

 

 

 

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「前例を作れた」戦いの日々

2023年12月13日 07時28分57秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

元上司3人に有罪判決、島岡美延です。元陸上自衛官の五ノ井里奈さんへの強制わいせつ罪、福島地裁は「卑劣で悪質な犯行だ」と。

謝罪を受けた後に出された著書『声をあげて』を読んだ時の衝撃。彼女が一人で巨大組織と戦ってきたこと、胸が苦しい、という言葉では表せないほどでした。しかし、その後の裁判で被告3人は「謝罪は上からの命令で」と無罪を主張し、行為は「笑いをとるため」とも。

すべて、五ノ井さんが勇気を振り絞り、実名で告白したことが始まり。彼女はこの判決、「前例を作れて良かった」と。同じ不快な思いをした人、あなたがされたことはセクハラ=性暴力。周りで笑った人も、加害者の行為を許しているのです。

「#MeToo」が出てきた頃から「今は何でもかんでもセクハラにされちゃう」と冗談にしようとしている人、いませんか? された側は「前からずっと不快」だったのに声を上げられなかっただけ。

 

 

 

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今年の漢字、こんな感じ?

2023年12月12日 08時02分01秒 | 日記、その他

12月12日、「いい字、一字」で漢字の日、島岡美延です。今年の漢字が揮毫される日は私の誕生日。私も社会的にはこれ、自分はこれ、と1年を振り返る日。

清水寺でこの一字が書かれることはないと思うけど、私が感じた2023年は「裏」。師走になり〈裏金〉という言葉に右往左往する政界。この1年、長年アンタッチャブルだった巨大組織の〈裏の顔〉が暴かれた――。旧ジャニーズ事務所、宝塚歌劇団、歌舞伎、日本大学(アメフト問題から学長・副学長VS理事長)、自衛隊(今日、五ノ井里奈さんの裁判、元上司への判決)。それにしても自民党の裏金作りは派閥の問題にとどまりそうもなく。

個人的には去年は、再開、再会の「再」。今年はコロナ5類になって、もう一つ前に進みたい感覚があり、久しぶりに「始」という文字が浮かびました。実は、秋から人生初の「歌う」という習い事、JAZZ&POPSクラスに通い始め、新しい仲間とのバレエ発表会のリハーサルも始まったところ。2024年への助走、スタートです。

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