説明をしない会見ばかり、島岡美延です。「コメントを差し控える」とは「アウトと自覚しているからこそ言えない」って意味? 「差し控えて」いるうちに、世間の興味は大谷翔平選手の移籍のニュースになると計算しているよう。
ここではない異世界がもしあったら? 映画『光る鯨(8日公開)』をご紹介します。今週のラジオにオリジナル脚本も手掛けた森田博之監督が登場。子どもの頃の遊び場だった都営住宅の「中に乗っている人が見える」エレベーターが物語の鍵。
幼少期に両親を亡くし、姉と暮らす23歳のコンビニ店員のイト(関口蒼)。幼馴染で密かに想いを寄せる新進作家はかる(佐野日菜汰)の小説「光る鯨」を手に、かつて家族で暮らした高層団地に向かう。古いエレベーターに乗って上昇と下降を繰り返すうち、深夜2時、ついに〈異世界エレベーター〉が発動し、いなくなった人に会える世界=パラレルワールドへと足を踏み入れる――。
再会と再生のSFヒューマンストーリー。