このところ、舞台鑑賞が続いている、島岡美延です。男性のみの劇団スタジオ・ライフの「マージナル(9月28日まで、紀伊國屋ホール)」をご紹介しましょう。萩尾望都原作のSF大作を砂漠編・都市編の2部構成で、しかもそれぞれダブルキャストで上演し、女性客を惹きつけています。
昨今、「日常型」の芝居が増える中、その対極をいく、スタジオ・ライフ。1985年結成で、俳優の年齢・キャリアの層が厚いのも大きな強み。物語の2999年の地球は、不毛の地。男性だけの世界で、唯一の母ホウリ・マザから生まれる子ども達。この地球に未来はあるのか、赤く染まった海は再生するのか、という壮大な物語を観客の頭の中に繰り広げました。
特に中核を担う役者たちの、立ち姿の美しさに目を見張りました。歌舞伎に「絵面(えめん)」という言葉がありますが、まさに、絵のような姿。「美しく立つ・歩く」ことが、俳優、いえ人間の土台なのだと、強く実感!
昨今、「日常型」の芝居が増える中、その対極をいく、スタジオ・ライフ。1985年結成で、俳優の年齢・キャリアの層が厚いのも大きな強み。物語の2999年の地球は、不毛の地。男性だけの世界で、唯一の母ホウリ・マザから生まれる子ども達。この地球に未来はあるのか、赤く染まった海は再生するのか、という壮大な物語を観客の頭の中に繰り広げました。
特に中核を担う役者たちの、立ち姿の美しさに目を見張りました。歌舞伎に「絵面(えめん)」という言葉がありますが、まさに、絵のような姿。「美しく立つ・歩く」ことが、俳優、いえ人間の土台なのだと、強く実感!
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