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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

戦後75年、写真展『戦争暮らし』

2020年10月26日 07時24分15秒 | 姿勢&見た目
核兵器禁止条約の批准国・地域が50に達し、来年1月発効へ、島岡美延です。
そんなニュースに一筋の光を感じながら、川崎市平和館へ。
87歳の写真家、小池汪氏の写真展『戦後75年 戦争暮らし』(入場無料、30日まで)。
銃を持つ兵士のもう一つの顔は、暮らしの中で父、夫、兄としての顔…、そんなタイトル。
「写真家が主催し協賛する市民による写真展」には、小さな子どもの家族連れも。
1930年代、中国大陸で戦争を始めた日本。太平洋戦争で日本全土が戦場に。
川崎には、関東軍満州731部隊と協力関係にあった登戸研究所、連合艦隊司令部の蟹ヶ谷通信基地壕がありました。
慶応義塾日吉校舎の連合艦隊司令部の地下壕では、快適な設備が整い、司令官はフランス料理を味わいながら、特攻命令を出していた…。
たとえ、画面に人物が映っていなくても、“そこに生きる人々”が感じられる写真。
小池さんのフロアトークで「撮影中、逮捕の危険を感じた体験」も伺いました。
“自分には、今は戦後ではない”との言葉、重く受け止めました。


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2 コメント

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桂さまへ (島岡美延)
2020-10-27 08:53:14
いつも教えていただくことの多いコメント、感謝です。
今、加藤陽子氏の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を読んでいます。
権力者たちはつねに「国民が抵抗しにくい言い回し」を探っている、ということが見えてきて、まさに今という時代の危うさを感じます。
“前例を踏襲しない”、といえば国民受けはいいのでしょうか。
今まで大切にされてきたことを踏みにじっているようにしか見えないです。
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フォロー ミー ()
2020-10-26 09:50:12
 今日の島岡さんの記事を見て、2サスなどの刑事モノで、指示側が何もせず現場に押し付けている姿を思い出しました。
 それと併せて、戦争時の日本と欧米の違いについても。古来より日本の場合は隊長は常に後ろにいて、「行け、戦え」と指示するのに対し、欧米では隊長が先頭に立って「フォロー ミー」と引っ張っていくスタイル。したがって、隊長の戦死者は多く、それが名誉ともなったと以前教わりました。
 それはまた、「お国のために国民は働け」という基本理念にも通じるという・・・「国民のために国がある」はずなんですが、今のこの国は明らかに全然に回帰しようとしているとしか・・・です。
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