歌舞伎好きには忙しすぎる今月、まず国立劇場へ行ってきました、島岡美延です。
昨日までは、開演前に獅子舞があり、鏡餅の立派さも格別でお正月を満喫できます。「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」は、上演が途絶えていた作品を名古屋城開府400年に合わせ大胆な演出で復活させたもの(27日まで)。
天守閣の金の鯱をさらう盗賊、柿木金助を菊五郎が熱演。この大泥棒、時には勅旨となって武家を騙したり、鯱の神様になってみたり!? 力強さと「ゆるさ」を巧みに演じる菊五郎の魅力全開です。相対する盗賊・向坂甚内に松緑、でもただの盗賊じゃなく実は・・・、というのが歌舞伎。尾張那古野・小田家のお家騒動や敵討ち、次から次へと見せ場が盛りだくさんです。
菊五郎が大凧に乗って客席上を斜めに飛んできて大屋根に降りる、小田家の家臣・鳴海春吉の菊之助が滝の中(本水)で大きな金の鯱と格闘する、など大スペクタクルに拍手喝采。そういえば、魚ヘンに虎と書いて「鯱」、今見るしかありません!
昨日までは、開演前に獅子舞があり、鏡餅の立派さも格別でお正月を満喫できます。「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」は、上演が途絶えていた作品を名古屋城開府400年に合わせ大胆な演出で復活させたもの(27日まで)。
天守閣の金の鯱をさらう盗賊、柿木金助を菊五郎が熱演。この大泥棒、時には勅旨となって武家を騙したり、鯱の神様になってみたり!? 力強さと「ゆるさ」を巧みに演じる菊五郎の魅力全開です。相対する盗賊・向坂甚内に松緑、でもただの盗賊じゃなく実は・・・、というのが歌舞伎。尾張那古野・小田家のお家騒動や敵討ち、次から次へと見せ場が盛りだくさんです。
菊五郎が大凧に乗って客席上を斜めに飛んできて大屋根に降りる、小田家の家臣・鳴海春吉の菊之助が滝の中(本水)で大きな金の鯱と格闘する、など大スペクタクルに拍手喝采。そういえば、魚ヘンに虎と書いて「鯱」、今見るしかありません!
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