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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

2つの発想に感じる共通点

2022年04月23日 07時30分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

全国的に晴れて夏日になりそう、島岡美延です。世界で起きている戦争や紛争、日本では心理的破壊・暴力と言える言葉が日常茶飯事。

芸能界の性加害が認識されてきた今、昔のヤクザ映画かと思う言葉が社会人対象の講座で。高い受講料を払った相手に「フツーじゃない、強烈な言葉」をこれまでも使ってきたはず。再現がおぞましいほど、女性などを貶める言葉でした。

今度は内閣府の研究会の議論で波紋。「恋愛弱者に恋愛支援を」という発想か、教育に「壁ドン、告白・プロポーズの練習」など組み込むという大学教授の提案。この人はそうやって恋愛強者になれた?

そもそも「壁ドン」は漫画(原作のドラマ)の世界。「男性が女性を屈服させたい願望」「女性がそれを望むという妄想」の形。あれで恋愛が始まると思って実践したら、「近い!」と嫌悪感を抱かれるだけ。

講師と教授の発想は珍しいものではない、という悲しい現実。男女共同参画って言葉を聞いて久しいけど、男女平等社会に程遠いこの国。


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2 コメント

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Unknown ()
2022-04-24 20:00:35
日曜日のニュースでも、この壁ドン問題が取り上げられてました。

トピズレに聞こえるかとも思いますが、たまたま先日いわゆるモラハラ絡みの離婚訴訟で、被害者側の弁護士の語っている話がありました。
いわく「部屋が片付いていない写真を裁判資料で提示し、これだけやるべきことが、できていないのを指導しただけだ」というのが多いと。本人は、そこにすでに対等でない関係がたくさん前提となっていることに気がついていないと。 
といいつつ、まだまだこの国ではいろんなところにジェンダーフリーとはほど遠いんだなあと。
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桂さまへ (島岡美延)
2022-04-25 09:06:05
いつもありがとうございます。
離婚訴訟は、「妻が片付けられない」ので夫が指導(モラハラ)した、ということですね。その男女逆の離婚訴訟って、どれくらいあるかしら。
来月、1970年代に「セクシャルハラスメント」という言葉を作ったとされる女性活動家を描いた映画が公開予定。あらためて、何十年、世界から遅れているのかと、ため息が出ます。
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