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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「想い」を燃やす送り火

2011年08月11日 06時43分32秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
6時台ですでに30度、島岡美延です。
暑い京都で騒動が持ち上がりました。夏の風物詩、五山送り火で、津波で倒れた陸前高田市の松から作った薪を燃やすはずだった計画。放射性物質は含まれていなかったものの「不安を拭い去れない」と取りやめに。
薪にはメッセージも書かれていたことから、この中止決定の報道に「被災者の気持ちを踏みにじる」と多くの苦情が京都市に寄せられました。その薪は、結局、現地で「迎え火」として燃やされ、京都の送り火では、新たに陸前高田市から取り寄せて燃やすことになりました。
多くの違和感が残る顛末です。「琵琶湖の水が汚れる」などの声に応えるとして、京都五山送り火連合会は中止を決めました。市長は、連合会に薪の受け入れを聞き入れてもらえなかった、と「市に決定権がなかった」ことを強調。
震災直後、被災地からのごみの焼却を川崎市が受け入れると表明した際、市への苦情に「狭量だ」と不快感を示した市長。
賛否の声にどう決断し、何を優先させるのか。「絆」と口々に言う日本人の覚悟の本気度が問われています。
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