日本の女性、短い睡眠時間

桜の開花はずいぶん早まりそう、島岡美延です。早い開花は寒の戻りなどで、長い期間楽しめる傾向もあるとか。マスクを外して、宴会ありのお花見、増えるかしら。

OECDの調査（2021年版）で日本人の平均睡眠時間は7時間22分、33か国中最短という結果に。男性より女性が13分短く、これは日本を含む6か国だけの傾向。多くの既婚女性が感じている「夫より寝ていない」って少数派。

別の調査でも「無職既婚女性（専業主婦）の睡眠時間が有職既婚男性より短い国は、欧米など10か国と比較して日本だけ」など、日本の常識は世界の非主流。NHK放送文化研究所の調査では、平日に最も寝ていないのは50代女性（6時間36分）次いで60代女性、40代女性（6時間50分余）。

議員や管理職の数は今も男女格差が大きすぎ。そこを目指す女性には〈男の役割をこなせる女〉であることが求められた数十年（雇用機会均等法施行後も）。睡眠時間にこんな男女格差があったとは。