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美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

花を見て、ストレス軽減を

2025年03月27日 07時16分16秒 | 日記、その他

兵庫県知事は第三者委員会や法律よりも自分が上、との考えのよう、島岡美延です。

昨日は川崎区三昧の一日。公開中の映画『ウィキッド ふたりの魔女』を見ること約3時間。肌が緑色で家族や周囲から疎まれ、やがてウィキッド(悪い魔女)となるエルファバと、ピンクの服が似合う人気者グリンダ(のちに善い魔女)が大学で出会い、反発から友情へ、となる二人。エルファバが超人的パワーを発揮するのは正義を貫きたい時。

怒りやストレスは時に力になるけど、そればかりでは大変。川崎市役所の隣にできた市役所広場の花の前を通り、富士見公園へ。黄色やオレンジの花が多いメインガーデン、スタジアムの壁面を利用した垂直花壇など、花のパワーをたっぷり浴びました。会場には「知識」が得られるボードも。「花が人の心を癒す」ことをストレス値や血圧が下がるデータなどともに表示。

桜が咲いた等々力緑地会場、生田緑地会場へもぜひお出かけください。『全国都市緑化かわさきフェア』の春開催、4月13日まで。

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なぜ美しいと思うようになるのか

2025年03月24日 07時31分18秒 | 日記、その他

今日は各地から開花の便りが届きそう、島岡美延です。

私たちが感じる桜への憧れ、その光景を美しいと感じるのは自分自身の感性? 「美しさ」について、色々考えるのが楽しかった本、田中真知著『美しいをさがす旅にでよう[増補新版]』(白水社)。2009年出版から教科書に載るなどしていた本書、昨年末に出た新版。

「風景は発明されたもの」という第一章。子どもの頃から、カレンダー、絵葉書など様々な〈美しいとされる景色〉を刷り込まれて生きているのかも。著者がアフリカで写真を撮っていた時、そこに生きる子どもたちには、この風景は珍しくもなんともないと気づく。風景とは学習して初めて見えてくるもの。

新版のあとがきの言葉を要約すると「人は賛美を通して外界や他者とのつながりを確認する。一方で賛美への執着には危うさも。芸術と権力は結びつきやすく、ある権威以外のものは否定や攻撃の対象に――」。

だから、見つけたい、日々の小さな賛美、権威化されていない美しさを。

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ラジオ放送100年、その中で29年

2025年03月22日 07時18分50秒 | 日記、その他

ラジオ放送が始まって100年の3月22日、放送記念日、島岡美延です。1923年9月に関東大震災が起きて、1925年3月に試験放送、7月本放送開始。

その100年の中で、1996年のかわさきFM(79.1MHz)開局以来、つねに毎週の生放送に出演し続けてきました。夜、午後、朝・・・色々な番組を担当して29年。地域に根差したコミュニティ放送が数多く誕生したきっかけは1995年の阪神淡路大震災。実は関西では複数の歴史ある放送局がこの数年で閉局。地元自治体が「SNSがあるから」と予算削減。災害におけるラジオの重要性を一番知るはずの大阪や兵庫で、残念です。

私がテレビに関わったのは衛星放送の専門チャンネルなどごく一部。やはり、ラジオが好き。テレビでは言えないことをたくさん話してくれるゲスト。リスナーからのメッセージも日々の個人的なことが多く、それこそラジオの魅力。今はアプリ経由で世界中のどこからでも聴けるラジオ。好きな番組、パーソナリティを見つけてみませんか?

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バレエ発表会、無事に終了!

2025年03月16日 07時47分25秒 | 日記、その他

発表会が無事に終わった安堵感と疲労の朝、島岡美延です。

バレエ発表会はいつも「このメンバーで踊るのは最初で最後」、今年もそれを実感しながら限られたリハーサルをこなす日々。

『ライモンダ』の抜粋では、豪華なチュチュの衣装を着るのに、技術が追いつかない苦悩。練習はしても、ごめんなさい、これが限界。舞台袖で先生にハグされて、踊る前に泣きそう。満点には程遠いけど、大ホールの観客の前で、頑張りました。

憧れの『くるみ割り人形』の雪のワルツは、私が最初に走り込んで、ジャンプした瞬間に音楽が始まる、これもプレッシャー。13人の配置がめまぐるしく変化し、リハーサルでは先生曰く「雪山遭難者」が現れたりしたけど、なんとか雪のイメージになれたかな。

毎年「最後かも」と思いつつ、半分は「来年は、」と思うのが発表会直後。こんな思いが出来ること自体、かなり幸せです。先生、仲間、見に来てくれた皆さん、本当にありがとうございました!

 

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谷川名人と山中教授が語り合うと

2025年03月13日 07時39分40秒 | 日記、その他

雨上がりで20度以上の予報、花粉はピークの勢い、島岡美延です。早くこのピークから収束に向かってほしいもの。

何であれピークがあり、下り坂があるもの。人生もまたしかり。2月から3月の複数のマラソン大会で「山中教授、完走」などと聞くたび、驚いていました。そんな時に図書館で借りたのが将棋の谷川浩司十七世名人と京都大学iPS細胞研究財団理事長の山中伸弥教授の対談『還暦から始まる』(講談社+α新書)。ともに1962年生まれ、関西出身。達人同士の初対談、目からウロコのことばかり。

互いの専門に関する鋭い質問、解説も面白かったけれど、「60では感じなかったのに、61歳になって急に感じた身体の変化」「上るだけの人生なんてあり得ない」など、なるほど。

若い時とは違う役割を感じ始めているお二人。山中教授は「走る時間を毎日1時間確保するため、1日は23時間のつもりで」。正座を長時間する必要がある棋士、ともに体力維持も重要! 

 

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2011年の「想定外」、今は

2025年03月11日 07時46分51秒 | 日記、その他

大震災から14年と、原発事故から14年の差を感じる2025年3月11日、島岡美延です。大船渡の山火事の避難先から戻った人の中には、津波で家族を亡くし、思い出の家が燃えてしまった人も。

2011年3月11日を境にこの国は変わる、そう思いませんでしたか。「絆」という言葉があふれたけど、たった14年で原発回帰を打ち出した国。昨年は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)、その地方の原発で、もう「想定外」とはいえないはず。故郷を奪われたままの人たちがいます。

2011年から10年たった2021年は、コロナ禍で追悼式典なども規模縮小。気が付けば14年、いまだ避難生活の人がいるし、被災者と呼ばれ続けることに違和感を持つ人も。14年間で、熊本、北海道胆振、能登と震度7だけでもこんなに繰り返している日本列島。

映画も大震災と原発事故を様々な形で描いてきました。「知らなかったこと、気づいていなかったこと」が必ずあり、そこに出てくる言葉に耳を傾けてみませんか?

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ずっと食糧危機を訴え続けたあの人

2025年03月07日 08時32分23秒 | 日記、その他

久々の青空は花粉に要警戒、島岡美延です。晴れと雨が繰り返される予報こそ春。

森永卓郎さんが亡くなったのは1月末。政府が備蓄米の放出を決めてもお米は高いまま。これを図書館で予約したのは彼が存命だった頃。『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社+α新書)は、元農林水産省勤務、食料安全保障推進財団理事長の鈴木宣弘氏と森永卓郎氏の共著。

防衛費を増やしても、食料が入らなくなれば終わり、食料の安全保障こそ重要、という二人。特に森永氏は埼玉の自宅で野菜など育てる生活をして、そんな「マイクロ農業」を推奨。真逆をいく国の方針の大規模、効率化の農業が日本の食料自給率を下げ、国土を弱くしていると。

昨年2月に書かれた森永氏の「あとがき」から要約。「人と地球を大切にする」ため、中心に位置づけられるのは農業。金を稼ぐための農業ではなく、自分や地域の人たちが食べる農作物で健康を害するようなものを作ろうとする人はいないだろう――。

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家計と世界情勢とのつながりは

2025年03月02日 07時23分36秒 | 日記、その他

人々が米大統領の振舞いを見習いませんように、島岡美延です。自分の利益のために呼んだ取引相手、思い通りにならないと攻撃して追い出す――、世界が目撃した異例の首脳会談。

昨年11月出版のこの本は米大統領選の結果前に書かれたもの。総監修:小山堅『家計と世界情勢の関係がまるわかり! 暮らしと物価の地政学』(ナツメ社)を図書館で借りました。表紙にはさらに「日本の物価上昇を引き起こす世界経済の混乱と気候変動」。

ロシアのウクライナ侵攻で物の値段が上がり、と説明されて早3年。特にエネルギーと食料を圧倒的に輸入に依存している日本。ロシアへの経済制裁として原油を禁輸にしたものの、天然ガス(LNG)の輸入は継続し、安定供給を保っている――。

コメは消費量、生産量ともに減り続けている日本。昨年秋から続く米の価格高騰はまだ収まらず。この本で知ったことは多いけど、2025年に入り、いかに世界は不安定で危ういかを実感する日々。平和なニュースが早く欲しい、ただそれだけ。

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岡本太郎の「太陽の塔」とは

2025年02月26日 07時27分06秒 | 日記、その他

正義ではないことを、正当かのように振舞うのは世界でも日本でも、島岡美延です。

今日2月26日は岡本太郎の誕生日(1911年生まれ)。図書館で目に留まった平野暁臣著『「太陽の塔」新発見! 岡本太郎は何を考えていたのか』は、目からウロコの連続。

万博プロデューサーへの打診を何度も断り続けた太郎、メキシコ滞在中に浮かんだ構想。建設部門の大屋根の模型を見て「優雅におさまっている大屋根の平面に、ベラボーなものを対決させる。屋根が30㍍ならそれを突き破って伸びる70㍍の塔のイメージが瞬間に心にひらめいた」としてプロデューサーを受諾。

「万国博は〈祭り〉。〈祭り〉とは〈お祭り〉のようにだらけきったものではなく、きわめて厳粛なもの。これによって何かを得ようといったさもしい根性を捨てた、まったくの無償の行為だ」と。

1970年のテーマ館で閉幕後は撤去、のはずが今や塔内部「生命の樹」に入れる施設。今年の大阪・関西万博会場とは別の場所です、念のため。

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多摩から、いろいろ出てくる

2025年02月22日 07時39分47秒 | 日記、その他

バレエの発表会まであと3週間、島岡美延です。このメンバーでは最初で最後。受験生の親、両親の介護、夜勤もある看護師etc、様々な事情を抱えながら、みな必死。

ダンサーの田中泯さんによれば、踊りは人類最初のコミュニケーション。文字のない縄文時代、どのように仲間と想いを伝えあっていたのか。東京都埋蔵文化財調査センターで令和6年度の企画展『多摩の“なんで!?”な出土品』(~3月9日)を見てきました。多摩ニュータウン工事で次々と出てきた遺跡。入場無料で今回も充実。

道具の大きさの違いに注目。不思議なミニチュア土器は縄文時代にも古墳時代にも。把手付深鉢や注口付土器も見慣れてきたけど用途は不明。有孔鍔付土器は縁にぐるっと小さな穴、その目的は諸説噴出。人面把手や土偶、動物型土製品は、可愛いくもあり不気味さもあり。

そして今回の目玉は人体文付土器。脚を広げ、バンザイをしたような姿。その意味もお手上げ!? 自分で「考える楽しさ」は大事。

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