「祈り」の効用

今日は密蔵院の「写仏の庭」の日。庭と称しながらやっていただくのは屋外ではなく、客間。参加される人数予測ができず、除菌の用意やソーシャルディスタンスが確保できないので、恐縮ですが、6月の会も「お手本渡し」のみとさせていただきます。お持ち帰りいただき、ご自宅で仏さまと筆でつながる、心静かなステキな時間をお過ごしいただければ幸いです(※写真はイメージ)。来月は通常開催できることを祈りつつ(「祈る」というのは何となく心が落ち着くものです)、今は密蔵院がある東京の「東京アラート」を基準とし、我が智恵を頼りにしていくのが最善かと思われます。

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砂かけババア

毎週火曜日にお届けしている「お題拝借法話」https://youtu.be/aFJ5a-tBZxI 今日のお題は「サンドイッチ」。あらためて確認しようとして「む?」と思った。「サンドイッチ」か、はたまた「サンドウィッチ」か。私は「サンドウィッチ派」なので、思考の流れは「サンド」+「ウィッチ」になる。命名の由来は知ってるが、「サンド」+「ウィッチ」となれば話は別だ。サンドは砂、ウィッチは魔女で、足せば「砂かけババア」だ。うぎゃぎゃ。ちなみに、食べ物のほうはサンドwich、藤色の着物がよく似合う婆さんのほうはサンドwitchで、tが入るので、お間違えなきように。3分40秒、お楽しみいただければ幸いです。

      

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夏の朝咲く朝顔も

散歩でよく見かけるのは、巻きついた木や草を枯らしてしまうヤブガラシ(藪枯)。散歩中はこれを引っこ抜いて歩くのを日課にしていることから、家族から「ヤブガラシ枯らし爺(じじぃ)」と呼ばれるほどの私である(「植え込み防衛隊長」と呼んでくれてもバチは当たらないと思うのだが・・・)。しかし、一本の此奴(こやつ)が中庭の石の中から姿を表した。「夏の朝咲く朝顔も 頼む籬(まがき)のあればこそ」は、朝顔が垣根をたよって成長するのように、私たちは誰かに頼って(おかげさまで)生きていることを言った言葉だ。しかるに、頼む草木が何一つない場所に出てきてしまった彼奴(きゃつ)は、このあと、いったいどうするつもりなのだろうと、さすがのジジィも、これだけは引っこ抜かずに、しばらく行く末を見守ることにしたそうな・・・。あはは。

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男の料理の勲章

この3カ月で、私の料理レシピに8品のファイルが加わった(全部で15品になった。これで一人でも生きていける・・とは思っていない。うはは)。NHK「朝イチ」で陳さんが紹介してくれた手羽先の醤油煮は、見ていて簡単だったから、作った。家族から「中華料理店の味!」と絶賛された。作った私自身も材料の一つの戻した干ししいたけが、これほど美味しく食べられることを初めて知った。この料理は手羽先とネギと戻ししいたけの他に、オイスターソース、酒、醤油、砂糖、油さえあれば10分で完成する。しかし、逆に言えばスピードが命の料理なのだ。「えーと、次は?」「そんで、どうすんだっけ?」とあたふたしながら、調理台の上のレシピを見ながら作ったから、紙は油まみれ、ヨレヨレになった。汚れた紙を見て「まあ、男の料理の勲章のようなものだ」と思い、陳さんに感謝しながら、丁寧にファイリングした。

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因縁のアイスコーヒー

「氷をたくさん入れちゃうと、コーヒーがあまり入らないんだ」と小声で言うと、Aはウィンクしながら、氷が3個ほど浮かんでいるアイスコーヒーを私の前に置いた。一年間だけ高校の教師をしていて、喫茶店でバイトしている生徒の様子を見に行ったときのできごとだ。暑がりの私は、キンキンに冷えたアイスコーヒーが飲みたかった。しかし、彼はせっかく先生がきたのだから、なるべくたくさんコーヒーを飲ませてあげようという、氷も溶けるような暖かい心で、わざわざ氷を少なくしたコーヒーを持ってきてくれたのだ。今日も暑くなる予報の東京。今年初めてアイスコーヒーを作って、40年も前のそんなできごとを思いだした。私はあの時、「おまえね、これじゃちょっと冷えたコーヒーだし、味が濃すぎるよ。アイスコーヒーは氷で薄まることを前提に作ってあるんだから、もっと氷が入っていないとアイスコーヒーとは言えない」と自分の都合(価値観)を述べようとは思わなかった。他人を気づかう心をそのまま素直に受ける大切さを、あの時に学んだ気がする。

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テ・ン・キ

今日は、気温30度の天気の中、次の本用に資料の転記作業。数字のテン・キーは、ほぼ使わない。自己啓発系ではない、天機(天地自然の秘密)と仏教をリンクさせたこの一冊は、私の人生の転機になるか、ならないか・・・(駄洒落を披露するために、こんなブログを書いているくらいだから、ならないだろう。ぎゃはは)。それにしても、宇宙と物理の研究成果のつながりが、まだよくわからない。きっと、ダークマターとダークエネルギーとヒッグス粒子のせいである。

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One push

『朝の「般若心経」写経手帖』(ナツメ社)の19刷、『気にしない練習』(三笠書房)の55刷、『いちいち不機嫌にならない生き方』(青春出版)の2刷のお知らせを、それぞれいただいた。暗中模索のこの時期に、(本を通して)皆さんの心がおだやかになれるように、少し背中を押す役目を果たせるのも、ハウ・トゥ・エッセイにかかわる坊主のありがたい冥利だと思う。

 

 

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自粛期間企画第3弾!塗り絵を奉納してオリジナルお名前拝借「あいうえお作文」をもらおう

パソコン内のフォルダを覗くと懐かしいお不動さまを見つけた(写真)。いつ描いたのか、記憶の糸をたどろうにも、その糸口さえない。ぎゃはは。しかし、なかなか良い出来だから、そのまま放置するのは勿体ない。で、子どもたちのぬり絵にしてもらうおうと思いついた。線画のダウンロードはhttps://drive.google.com/drive/u/0/folders/13TEOuGdjr_ZnKniWJOV-KNVSsRCZ45tx

ぬり絵を、密蔵院に奉納してくださったお子さんに、その子の名前で「あいうえお作文」を作ってお送りします(写真参考。お子さんの年齢は問いませんが、小学生以上の「お子さん」は本当の年齢を書いてくれないと作文の内容が妙なことになりますのでご注意ください。ぐはは)。ぬり絵の送り先は〒1330073江戸川区鹿骨4-2-3 密蔵院。※必ず返送先の住所と宛て名(ふりがな)を明記してください。じゃないと、出来たハガキを送れませんから。あはは。※本企画の締め切りは8月末の予定です。

 

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お化粧のようなもの

動画の編集は、お化粧みたいなものかもしれないと思うようになった。ファンデーションを塗るように、撮影時のライティングも大切だとやっとわかった。動画のスタートに少し手を加えるとイキナリ感を抑えられることも知った(これが化粧で何にあたるのか、私はシラナイ)。キャプションをつければ、(あくまで想像だが)付け睫やリップの役目をしたように見栄えがよくなることもわかった。一週間に一回、30分かけて、この低レベルの3分動画を撮影編集するのが面倒でなくなったのは、小さな前進だと思う。どはは。今日の「お題拝借法話」はこちらからどうぞ⇒https://youtu.be/g1ye_mtAnzU

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史上初

密蔵院で300年以上つづいてきた全檀家集合のお施餓鬼の行事は、歴史上初の参加者ゼロでの挙行。こんなことは、山内(さんない:お寺のこと)で語りつがれるだけで充分だ。檀家の皆さんが来年「はやり、今年もですか?」なんて言わなくてすむ状況になることを切に願った。せめて塔婆はご自分でお墓にあげたいだろと考えて、二週間は本堂内に並べてお渡しし、二週間後に残った塔婆は私が代わりにあげることにした。前代未聞の事態に直面して、臨機応変に(行き当たりばったりに?)対応する力の有無を確認する絶好のチャンスかもしれない。もちろん、密蔵院がちゃんと対応できているかは、まだわからない。ぐはは。

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