お茶目な物理学者

    かなり頑張って、宇宙の本や宇宙物理学の本を読んで、次の本の資料を作っている。一度読んだ本でも、再度読むとニヤリとすることが書かれているのに気づく。一般向けの本を書く物理学者はお茶目な人が多いと思った。
 レントゲンがX線を発見したときには、裸を見られないように女性用の「X線防護下着」が売り出されたり、「劇場でのX線オペラグラスの使用禁止」の法案が提出されたりしたそうだ(このあたりは、今回のコロナ騒ぎの奇天烈なドタバタ騒ぎと同類かもしれない)。
 あるいは、1967年(私が9歳のとき)、イギリスの女性天文学者のバーネルが教官と共に、中性子星が周期的に電波を出していることを発見した際、最初は宇宙人からの通信だと思い、この電波に「リトル・グリーン・マン(緑の小人)」の頭文字を取ってLGM-1としたそうだ。あはは。元祖DAIGOみたいだ。このように楽しく、愉快なトピックが結構ある。それらも次の本の中で紹介しながら、宇宙論と仏教の融合を目指そうと思う。

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