「四国八十八カ所写仏展」(5)

 東京は台風一過、散乱した葉っぱの掃除で、今日の我が家の朝食は午前10時を過ぎていた。
 さすがにお参りの方は多い。

 ほぼ、すべてのお墓に花が供えられている。お盆は7月と8月に分散するけれど、この時期は墓地が一斉に花畑のようになるから好きである。

 そんな中の、本堂には88カ所の本尊さまの写仏たち。その仏たちにぐるりと取り囲まれての「読経の庭」は、なんとも暖かい雰囲気だった。
 
 お経をあげて、話をきいてもらって、お茶を飲んでいただいて、約80分。いい時間である。

 今日から数日、愛知県の若い友人二人姉妹が、3歳とハル君と6カ月の赤ちゃんユウ君をつれて遊びにきてくれている。
 ジイジと呼ばれることに少々戸惑いはあるが、まあ私と家内の訓練である(家内はオバサンと呼ばれている)。ぐはははは。

 明日は中日。天気も上々のようで、形は無くなってしまった人たちへの思いにあふれる方々と、お線香の香りで境内が充満する。今の日本では、やはり、お寺は聖域だと思う。
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