心静かにしていられない症候群

 今日の密蔵院の「写仏の庭」のお手本は「静かなることにたけている」--能静観音。

左肘を岩にもたれて、自分の心を静かに見つめるお姿だ。自然の中でこうしたことをする機会はほとんどない自分に気づいた。かりにやっても、きっと「ああ、あれもやらねば、これもならねば。そうだこんなことをしている暇は、今の私にはないではないか」と座を立つだろう。言うなれば、「心静かにしていられない症候群」である。嗚呼、情けないことである。こんな状態では、物事の本質は見えてこない。

 明日は「聲明ライブ」 @ Chippy in 新小岩。弟子(長男)と二人でつとめさせていただきます。似た声だから、不思議な音になりそです。

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