歌にならない

 今日は、二年間のご詠歌の研修を終えた人たち8人の卒業検定。全員が超がつくほど緊張して臨んだ。30曲ほどの課題曲の中から一人三曲唱えることになる。ご詠歌は譜面がある。写真のマッチ棒のような線が譜である。

間違えないように唱えることが至上命題だから、一生懸命譜面に正確に唱えようとする。その結果として、譜面を唱えているのであって、歌になっていない。二年間程度の練習なら、そういうものだと思う。これから一般の方々に自分のならったご詠歌を教える彼ら。数年後に良い歌い手、唱え手になってくれれば、講師冥利につきる。

 

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