ピンチヒッターの条件

 世の中は、徐々に元の状態に戻ろうとしているのだなと思う。

 4月からの新年度が始まり、多くの組織や会が今年度の事業予定をあわてて組んでいるようだ。

 そりゃ、そうである。年度末は震災で大混乱だったから、今年度の予定を組むことなど、どこかへぶっ飛んでいたはずである。

 だからとて、ここ一週間で、4つほどご連絡をいただいた。今日も今日とて、静岡新聞・放送のカルチャーセンターから電話。
 予定していた講師の先生が体調不良なので、ピンチヒッターをお願いできないかというものだった。
 過去二回呼んでいただいたことがある。午前中に浜松、午後に静岡でそれぞれ90分のお話である(この時は最初からスケジュールに入っていたけれど)。

 私は、この「ピンチヒッター」「代理」という言葉に特別な思いがあるので、こう言われると時間があえば、協力したくなる。



 「代理」でも「ピンチヒッター」でも、頼むほうは、少なくとも元々担当の人と同程度、あるいはそれ以上の力を持っていると評価している人に依頼するはずである。
 野球なら、アウトになる人は出さない、ヒットかホームランを打てる人を出す。

 みなさんも、代理やピンチヒッターを頼まれたら、進んでやらせてもらうといい。それだけの実力を認められている証拠なのだから。
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