タクシー王子、東京を往く。―日本交通・三代目若社長「新人ドライバー日誌」 価格:¥ 1,418(税込) 発売日:2008-05 |
創業80年、売上高日本一、桜にNのマークの
ハイヤー・タクシー会社 「日本交通」。
その三代目社長として、6000人を率いるのが
この本の著者である 川鍋一朗さん。
(私は、彼の大ファン・・・。)
社長業を1ヶ月お休みして、その間
タクシーの運転手として勤務した体験を綴っています。
タクシーは、1乗務が16時間で、
1ヶ月では、13乗務をこなしたわけですが、
料金を踏み倒されたこと 1回
禁煙でいじめられたこと 2回
道がわからず降りられたこと 3回
有難くチップをいただいたこと 数十回
「社長でしょ、テレビ見ましたよ!」という顔バレ 11回
「あれ、川鍋さん?」と直接の知り合いを乗せたこと 4回
だったそうです・・・。
社長として現場を知ることの大切さといった部分は
もちろん、しっかり伝わってきますが、それに加えて、
タクシーの仕事には、創意工夫が必要なことや
お客様から、「ありがとう」という言葉をいただける
究極のサービス業である、といったことがわかります。
タクシーの仕事に対する見方が、大幅に変わりました。
タクシーの中で交わされる会話も面白く、
これを聞くだけで、日本という国の現在を
知ることができるのでは、と思いました。
日本交通 ↓↓