世の中が進んでいるというより、私が遅れているのでしょう。週末の板橋シティマラソンでは、靴ずれ(マメ)で苦労したという、いわば失敗談を、マラソン好きの同僚に話したところ、ムースやクリーム・タイプで皮膚の表面の角質部分をコーティングして摩擦から守ってくれる靴ずれグッズがあるのだと教えてくれました。そして、今どき何もケアをしないで走る人がいるとは信じられない、とまで言われてしまいました。なるほど、そういうものか・・・。
ネットで調べると、確かに当たり前のように、いろいろ出て来ます。最近はシューズの性能が向上し、靴ずれやマメが出来にくくなっているものの、マラソンのような長い走り込みでは足に強い負担がかかり、踵部より足の前半分に出来やすいと言います。まさに! しかし、先ずは足に合った靴を履く、というのはマラソンに限ったことではない鉄則です。指を伸ばしても先端に当たらないだけの指先のゆとりが必要だとはよく言われますし、正しい靴の履き方として、踵部分をヒールカップにぴたりとつけて、足の甲で靴紐を締めたときに、足が前後に滑らない、ターン時にも左右にぶれない、足全体を包み込むようなフィット感が必要ということです。
そもそもマメは一種の火傷であり、摩擦で熱をもったところに水疱が出来るわけですから、靴に通気性があり放熱を助ける構造になっていることもポイントで、メッシュ状のシューズが多いのはそのためでしょう。摩擦を防ぐという意味では、皮膚の皮を厚くするために、伝統的な方法としてテーピング(絆創膏も使われます)がよく行われますし、逆に皮膚の表面をツルツルにするために、ワセリンや専用クリームを塗ることも多いようです。足指の間の摩擦を減らすには、指一本ずつのテーピング、つまりは5本指ソックスが有効だとも。ニチバン社からは、医療現場でも幅広く利用されているハイドロジェルを使用した絆創膏「ジェル・プロテクター」なるものが出ていますし、同僚が使っているのはボルダ―社「ボルダ―・スポーツ(旧ディクトン・スポーツ)」なる浸透性皮膚保護クリームだそうです(このタイプでは、他にアシックス社「アスリート・ガード」やアースブルー社「プロテクトS1」など)。
以上、ここでは足裏のマメのことにしか触れませんでしたが、当日の夜、シャワーを浴びているとき、42キロ走る間に、摩擦によって意外なところが擦り切れていることに気が付きます。かつてアメリカのあるマラソン大会で、大柄のアメリカ女性が、レース途中の救急センターで、胸の谷間と股間にワセリン(のようなもの)を塗りたくっているのを見たことがありますが、常に汗をかいていれば潤滑油の働きをしてくれるべきところ、そうじゃないので、脇の下(脇ずれ)や股間(股ずれ)が一種の“みみず腫れ”になりますし、乳首(乳首ずれ)も擦り切れて、酷い時には、ゼッケンが血だらけになったりします。また、私の場合は足の指の中で人差し指が一番長いので、靴との摩擦によって、爪が死んでしまい、一ヶ月もすればポロリと抜け落ちてしまいます(勿論、その後、再び若い爪が生えて来ますが)。
こうした表面的なところばかりではありません。マラソンに耐え得る身体をつくるとは、私のブログではマラソン足のことしか言っていませんが、実際には、内臓も、4時間や5時間のマラソンの揺れに耐えるだけの強度が必要になります。実際、我が家のヘルスメーターが体脂肪と内臓脂肪を基に計算した私の肉体年齢は、実年齢よりも10歳若い。自慢したいがために言っているのではなく、週一(最近は週二ですが)ランナーでも、マラソンを走るには、この肉体年齢を維持する必要がある、というのが偽ざるメッセージです。マラソンは、やはり過酷なスポーツだと思います。物好きですね。
ネットで調べると、確かに当たり前のように、いろいろ出て来ます。最近はシューズの性能が向上し、靴ずれやマメが出来にくくなっているものの、マラソンのような長い走り込みでは足に強い負担がかかり、踵部より足の前半分に出来やすいと言います。まさに! しかし、先ずは足に合った靴を履く、というのはマラソンに限ったことではない鉄則です。指を伸ばしても先端に当たらないだけの指先のゆとりが必要だとはよく言われますし、正しい靴の履き方として、踵部分をヒールカップにぴたりとつけて、足の甲で靴紐を締めたときに、足が前後に滑らない、ターン時にも左右にぶれない、足全体を包み込むようなフィット感が必要ということです。
そもそもマメは一種の火傷であり、摩擦で熱をもったところに水疱が出来るわけですから、靴に通気性があり放熱を助ける構造になっていることもポイントで、メッシュ状のシューズが多いのはそのためでしょう。摩擦を防ぐという意味では、皮膚の皮を厚くするために、伝統的な方法としてテーピング(絆創膏も使われます)がよく行われますし、逆に皮膚の表面をツルツルにするために、ワセリンや専用クリームを塗ることも多いようです。足指の間の摩擦を減らすには、指一本ずつのテーピング、つまりは5本指ソックスが有効だとも。ニチバン社からは、医療現場でも幅広く利用されているハイドロジェルを使用した絆創膏「ジェル・プロテクター」なるものが出ていますし、同僚が使っているのはボルダ―社「ボルダ―・スポーツ(旧ディクトン・スポーツ)」なる浸透性皮膚保護クリームだそうです(このタイプでは、他にアシックス社「アスリート・ガード」やアースブルー社「プロテクトS1」など)。
以上、ここでは足裏のマメのことにしか触れませんでしたが、当日の夜、シャワーを浴びているとき、42キロ走る間に、摩擦によって意外なところが擦り切れていることに気が付きます。かつてアメリカのあるマラソン大会で、大柄のアメリカ女性が、レース途中の救急センターで、胸の谷間と股間にワセリン(のようなもの)を塗りたくっているのを見たことがありますが、常に汗をかいていれば潤滑油の働きをしてくれるべきところ、そうじゃないので、脇の下(脇ずれ)や股間(股ずれ)が一種の“みみず腫れ”になりますし、乳首(乳首ずれ)も擦り切れて、酷い時には、ゼッケンが血だらけになったりします。また、私の場合は足の指の中で人差し指が一番長いので、靴との摩擦によって、爪が死んでしまい、一ヶ月もすればポロリと抜け落ちてしまいます(勿論、その後、再び若い爪が生えて来ますが)。
こうした表面的なところばかりではありません。マラソンに耐え得る身体をつくるとは、私のブログではマラソン足のことしか言っていませんが、実際には、内臓も、4時間や5時間のマラソンの揺れに耐えるだけの強度が必要になります。実際、我が家のヘルスメーターが体脂肪と内臓脂肪を基に計算した私の肉体年齢は、実年齢よりも10歳若い。自慢したいがために言っているのではなく、週一(最近は週二ですが)ランナーでも、マラソンを走るには、この肉体年齢を維持する必要がある、というのが偽ざるメッセージです。マラソンは、やはり過酷なスポーツだと思います。物好きですね。
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