【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

45th International SUZUKA 1000km PartⅠ

2016-09-13 | デジカメ紀行
8月27日(土)、28日(日)、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット(全長5.807km)で、スーパーGT第6戦「45th International SUZUKA 1000km」が開催されました。


伝統のレース「鈴鹿1000km」は夏の一大レースとして長い歴史を持つ、スーパーGT最長の1000kmレース。

スーパーGT
全日本GT選手権を前身とする、国内最高峰のモータースポーツイベント。
市販されているグランドツーリングカーをベースとした競技専用車両を使用したレースで、国内外のさまざまなメーカーの車両が参戦。
シリーズ各大会の順位によってポイントが与えられ、1年間の最多ポイント獲得チームがシリーズチャンピオンとなります。

鈴鹿サーキットの色々なエリアでフリーWiFiが利用でき、移動しても実況を聞くことができます。

ミストエリアも随所に設けられています。

 


「バット」のミストエリア。

バットはモビリティランドが運営するレジャー施設(多摩テック、鈴鹿サーキット他)の、手塚治虫氏デザインのオリジナルキャラクター。
「コチラ」「チララ」「ピピラ」「プート」等と共に「コチラファミリー」と言われています。

旗もたてられ、気分も盛り上がります。



GPエントランス


ここをくぐり、いよいよGPスクエア、メインスタンドへ・・。


GPスクエアでは・・・。

記念グッズ等の販売や、各チームのイベント、車展示等で賑わっています。





横浜ゴム(株)は
「ADVAN FLEVA V701(アドバン・フレバ・ブイナナマルイチ)」の
発売を記念して
「撮って送ってADVAN FLEVA V701を捕まえろ!」キャンペーンが
今年7月に実施されたようです。
(これらの車を街角で見つけて写真を投稿するんだそう)


  


扇風機

展示室内におかれている扇風機も大型。


  

タイヤくん

「クルマのことならオートバックス」の人気キャラクター。


働く車も・・・

試乗することもできます。

重機を展示しているのは、
「39号車DENSO KOBELCO SARD RC F」をスポンサードしている、
神戸製鋼所のグループ会社のコベルコ建機。

39号車DENSO KOBELCO SARD RC F



女性用のパウダールームも4カ所に設置されています。


スタンドへ




台風の影響が心配されましたが、27日は「晴れ」。


ピットで。

何を覗いてる?。


これは・・・。
ピットレーンに新給油塔&ブーム登場。
電光掲示を装備。各車のチーム名やスポンサーロゴなどが
順番に表示されるそう。




レース運営をサポートする「オフィシャル」。
① 参加受付や各種事務処理を司る事務局
② マシンが規則に合致しているか検査する技術オフィシャル
③ パドックの管理とスムーズな進行を図るパドックオフィシャル
④ コースサイドで信号合図を送ると共に、コースアウトしたマシンをいち早く撤去するコースオフィシャル
⑤ クラッシュ時にドライバーを救出するレスキューオフィシャルやSGTレースでのFRO(First Rescue Operation)メンバー
 アクシデントが起きると現場に急行する救急救命チームです。
 4駆のマシンを使い、特殊な装備(消火器、 担架や、背骨などを固定する道具、人工呼吸を自動で行う装置)を搭載して、プロのドライバーが現場に向かいます。
⑥ 消火活動を担うファイアーマン
⑦ ピットレーンの安全管理やピット作業を監視するピットオフィシャル
⑧ 走行タイムを計測する時計オフィシャル
⑨ 医師・看護士・救急救命士・レスキューヘリコプターの同乗医師
⑩ これら各セクションからの情報を基に的確な判断を下す競技長をはじめとするレースコントロール
など。
各セクションの役務に応じたライセンスを取得してレースの現場に於けるスムーズな進行・運営・審判役を担い、規則に従って客観的に、公明・公正な判断と実務を遂行しています。

「マーシャルカー」
コース上でトラブルが起きたときに現場にかけつけるのがマーシャルカー。
サイレンとストロボライトでその存在をアピールしながら、安全を守ることを最優先に任務を果たしています。

「セーフティーカー」

コース上で走行しているレースマシンをコントロールする役目をします。
鈴鹿サーキットを知り尽くした熟練ドライバーが運転しています。

高規格救急車
ドライバーやライダーを救出し、治療を行うことができ、車内には酸素吸入器やAED(電気ショック)などの治療用の機械がたくさんあり、病院のようになっています。

ロードスイーパー(コース清掃車)
レーシングコースの砂やタイヤカス(すりへったタイヤ)を走りながら掃除する車両。
両側に装着されているブラシと吸引機で、コースをきれいにします。

クレーン車

レーシングコースでストップした4輪マシンを救出するために活躍。
運転席の後ろについているクレーンでマシンを吊り上げて、乗せたり、運んだりすることができます。

右後方には散水車のタンクが見えています。
散水車
クルマの後ろについているタンクにためられた水をまきます。
レーシングコースに大量の汚れがついた時などに一気に散水してコースをきれいにします。
さらに効率的にコースをそうじするためにロードスイーパーといっしょに作業したりすることもあるそう。

油圧カッター車
オイルの力で障害物を広げたり、切ったりして救出活動で活躍します。
人の力ではとても動かせそうに無いクルマのボディも油圧カッターがあればok。

消火装置搭載車

街中でよく見るワゴンタイプの車。
車両の後ろに搭載されている消火装置は、水をすごい勢いで出して、火災のピンチにあるマシンの消火にあたります。その能力はミニ消防車ともいわれているそうです。

消火器

いろいろな所で見かけます。

コントロールタワーはレース全体を見渡して司令塔の役割を果たしています。
白熱するレースを管理し、危険が無いようにしたり、レース中のタイムを計ったりします。

最終コーナー辺りから、メインストレート方面です。

真ん中あたりに見えているのが、ピットビル。
ピットビルの右手にコントロールタワーがあります。


コースの中にはレスキュースタッフ達もいます。





救急車も待機しています。
レスキュースタッフはコントロールタワーからの指示に従って、クラッシュなどのトラブルに対応。
レース中にマシンがコース上に止まってしまうなど危険な状態になったときにはセーフティーカーが出動します。


コース上、タイヤカス等の掃除もします。

逆バンク辺り



ファイアーマン

待機中。


ピットに車が入って来ると即座に対応できるように構えます。

1MOTUL AUTECH GT-R のピットです。



チームのピットの前にあり、ここから指令を出します。



スタンドに入ると、練習走行が行われていました。

24KONDO RACINGのピットでは


タイヤが運ばれ


セッティング


ピットイン


車を見送る監督のマッチさん。

こぐまのコディ

1月15日生まれの女の子。好きなたべものはイチゴ。
のんびりやさんで人なつこくて、夢見がち。
今日も「いつかイチゴになりたい。。。」と夢見ている。
KONDO RACINGの応援に駆け付けました。


「レーシングシアター」へ。


2012年7月7日に、鈴鹿サーキット開場50周年を記念して
場内のGPフィールドに、フォーミュラーカー、バイクの運転を
シュミュレーションで体験できる新アトラクションとしてオープン。










28日決勝当日の朝です。


あいにくの雨模様。

GT300クラス 60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3のピットです。
ドライバーの吉本大樹(よしもとひろき)さんは、ミュージシャンとしても活躍。ミュージシャンとしては「だいき」と読むそう。
1999年レーシングドライバーとしてデビュー。
2004年スリーピース(主にロックを中心とするポピュラー音楽において3人組で構成されるバンドの編成形式)ロックバンド「doa(ドア)」としてデビュー。
アルバム内では、関西弁シリーズや英歌詞を担当されているそうです。


28日(日)ポルシェ カレラ カップ
ポルシェ カレラカップ ジャパンは、2016年も富士スピードウェイ、鈴鹿サーキットを中心に開催されます。
9年目となるF1日本グランプリのサポートレースや、国内レース最大の観客動員数を誇るSUPER GTでの開催も実現。
合同テストを含む7イベント10レースを予定しています。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦決勝

表彰式の様子

1位 12 久保 凛太郎 TEAM KTOUCH PORSCHE 
2位 78 近藤 翼 スカイレーシング
3位 19 永井 宏明 ナインレーシング

ビバンダム君登場

フランスのタイヤ メーカー・ミシュラン社のマスコットキャラクター。
サイズの違うタイヤを高く積み重ねたところからの発想で出来た
キャラクターだそうです。
フードつきレインコート着用。


「ポルシェ カレラカップ ジャパン」 の表彰式が終わると次の「45th International SUZUKA 1000km」表彰式へ向けて準備です。



グリッドに、コーン等が積まれた車がやってきました。


グリッドには番号と車が止まる場所が書かれています(グリッド番号)。コーン等が置かれ、整列の準備です。

救急車も移動。


予選(タイムアタック)の結果、そのタイムの早い順番に 整列します。



GT500クラスの車に続きGT300クラスの車が並びます。


決勝スタート前のグリッドでは、関西ラブジャンクス・マスタークラスの
選抜メンバー10名がダンスを披露。

サーキットビジョンより

LOVE JUNX(ラブジャンクス)とは
ダウン症のある方のための世界で初めての本格的なエンタテイメントスクール。ダウン症のある方にエンターテイメントの楽しさを感じてもらい、表現することの素晴らしさを伝える一方で、より多くの方に理解してもらうことで誤解や偏見をなくし、ダウン症児者の可能性を広げることを目的として、ダンス、歌、演劇をメインに、イベント出演や出張レッスンなどの活動をしている。現在、関東・関西・沖縄で800名以上が在籍する国内最大級の活動団体です。


スタート前、整列の様子。


サーキットビジョンより


決勝レースの前、場内放送(SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川氏)を通じて三重県警からの交通事故防止のお願い。
「三重県内では歩行中の事故が多く発生しています。横断歩道では一時停止をして歩行者を保護しましょう。交通事故の際はシートベルトを着用していなかったため、死亡するケースがあります。後部座席も含めすべての座席でシートベルト、チャイルドシートを正しく装着しましょう。運転中の携帯電話の使用は大変危険です。絶対に止めましょう。歩きスマホも大変危険ですから、止めましょう。三重県警では“交通安全~見える・見せるキャンペーン~”を展開しています。歩行中や自転車運転中は反射材を身につけましょう。ヘッドライトは早めに点灯して、上向き、下向きライトをこまめに切り替えて安全を確保しましょう」と。

決勝レースのスタート時に、三重県警察高速道路交通警察隊と鈴鹿警察署の6人の隊員が乗る3台のパトカーが、43台のSUPER GTマシンを先導して1周のパレードラップを実施。



メインストレートでは、サイレンをならして走行。

テンションUP!。


いよいよ、雨も降ったりやんだりの、1000kmレースの始まりです。


応援するチームの車が、応援席の前を通過するときには、
一斉に旗が振られます。


テレビ東京「SUPER GT+」TVレポーターの 中尾明慶さん。


メインストレートから、シケイン、立体交差、ヘアピンあたりをぶらぶら・・・。


三角点(さんかくてん)

(昨年撮影)
三角測量に用いる際の経度・緯度・標高の基準になる点のこと。
三角点には、基準となる柱石が設置されている。
柱石は、花崗岩など硬い素材の石が用いられ、
石の頂部には十字の切り込みが入れてある。
サーキット四等三角点(62.51m)!


花火

ゴールの瞬間の花火です。


「45th International SUZUKA 1000km」表彰式の様子。


コース等も開放され、観客も一緒にお祝いをします。

コチラ君(コチラファミリーのメインキャラクター)も正装で登場。


GT500クラス



1位 38 ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F / RI4AG

立川 祐路
石浦 宏明

2位 36 au TOM'S RC F LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ニック・キャシディ

3位 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
本山 哲
高星 明誠


GT300クラス



1位 61 SUBARI BRZ R&D SPORT

井口卓人
山内英輝

2位 31 TOYOTA PRIUS apr GT
嵯峨 宏紀
中山 雄一

3位 0 GAINER TANAX GT-R
アンドレ・クート
富田 竜一郎


目線の上に・・・。


1000kmの、長いレースが終わり、待機していたドクターヘリも
帰還していきました。


決勝日(8月28日)34,000人、 予選日(8月27日)26,500人の入場者だったそうです。

説明文は鈴鹿サーキット公式ホームページより
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 45th International SUZUKA 1... »
最新の画像もっと見る

デジカメ紀行」カテゴリの最新記事