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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

小さな子どもたちの為にも

2017年06月24日 18時35分13秒 | Weblog

 長女から小2の娘を迎えに行って欲しいと連絡がきた。カミさんは早速カレーライスを作り出し、私がひとりで学童クラブに迎えに行った。ガラス越しに部屋を覗くと、4人の女の子がいた。4人ともよく似た格好なので、さて孫娘はと目を凝らすと、向こうから「パパちゃん」と飛んできた。「仲良し4人組?」と聞くと、「ウウン、ヘンな4人組なの」と教えてくれる。

 小2になって、ちょっと大人びてきた。「ママとママの妹はどんな子だった?」と関心を寄せる。「ママはあなたと一緒で何でもやりたがるけど、妹は慎重でお姉ちゃんの後ばかりついていた」と答えると、「怖がりなんだ」と言い、叔母の子どもと自分は「似ている?」と聞く。「ふたりはよく似ているよ」と答え、小2の孫娘は長女にそっくりで、3歳になった孫娘は次女にそっくりと伝えると、「そりゃー、いとこ同士だもん」と誇らしく言う。

 テレビで『沖縄全戦没者追悼式』を見た。翁長知事が「普天間飛行場の辺野古移設は、民意を顧みず工事を強行しており、容認できない。辺野古に新たな基地を造らせないため、県民と一体で不退転の決意で取り組む」と述べた。式に参列した安倍諸相は「わが国は戦後一貫し、平和を重んじる国として歩んできた。(略)昨年、本土復帰後最大の返還が実現した。基地の跡地利用を最大限支援していく。出来ることは全て行う」とあいさつ。

 「沖縄県と本土の思いは同じ」とは余りにも白々しい。追悼式の中で高校3年の上原さんが『平和の詩』を朗読したが、思わず涙が込み上げてきた。今朝の中日新聞に全文が掲載されていたが、力強いし誠実だ。若い人たちが皆、この詩のように行動してくれたらと願う。SPEEDのボーカルで今は参議院議員の今井絵里子さんは沖縄の出身。彼女が政治家になると聞いて、きっと障害のある息子がバネになっていると期待したが、空降りだった。

 自民党議員の彼女は、東京都議会議員選挙の応援に駆け付け、「批判なき選挙、批判なき政治を目指す」と演説した。自民党に批判が集中していることを意識してだろうが、批判は民主主義の根幹である。もう少し勉強して欲しい。沖縄から基地を無くす、障碍者も差別されない、平和で温かい社会をどのように創り出すのか、ぜひ、考えて欲しい。小さな子どもたちの為にも。

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