雨の中でゴルフをしてきた翌日だというのに、今朝は早くから次の井戸掘りの現場を見に行くと先輩は言う。疲れを知らぬというか、いつも前向きでパワフルだ。もうひとりの先輩は彼と同じ歳だが、この人もいつも元気で朝早いことは苦にならない。アユ釣りになるとひとりでも出かけて行くから、「もう歳だからひとりで行くのは止めて」と息子に言われているがなかなか守れないようだ。
幼い子どもが好きで、ちょっと可愛い子がいると、「可愛いねえ。いくつ?」と声をかける。声をかけるだけに留まらない時もあって、「可愛い!」とほっぺに触ったりする。傍にいるお母さんが嬉しそうな表情の時はいいが、嫌がったりしないかと心配になる時もある。子どもが小学生以下で、傍に母親がいる時が多いから問題にはならないと思うが、これが小学生でも高学年だったりしたら大変なことになる。
どこだったか忘れたが、80歳の高齢の男性が下校する小4の女の子に「だきついていいか?」と言って抱きしめ、警察に訴えられた。私の小2の孫娘も3歳になった孫娘も、テレビのCMに出てもいいくらい可愛い。長女のダンナのお父さんが「ウチの長女も次女もそれは美人でね。息子もいい男と評判だった」と目を細めて自慢するが、美形の血を受け継いでいることは事実だろう。それだけにヘンな男に追いかけられないかと心配になる。
今朝のテレビでは若い俳優が17歳の女子高校生と飲酒し淫行したと報じていた。17歳だったから問題にされたが、俳優であろうと警察官であろうと僧侶であろうと、20歳以上なら不倫でない限り自由なはずだ。誰が誰に恋してもいいのに、恋が存在していないことが情けない。若い人でも高齢な人でも、男は女に恋する。恋が存在しなければそれは欲望だけである。欲望のない男性はいないと思うが、欲望が恋に昇華されて「恋愛」になる。
若い人も高齢の人も「恋」を失わないように。