友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

紫陽花とホタル

2017年06月11日 17時32分36秒 | Weblog

 我が家の紫陽花は見ごろを迎えているが、紫陽花の名所といわれる形原は「まだ早かった」とカミさんは言う。昨日、友だちと「紫陽花とホタル」の見学に出かけた。東名高速で起きた早朝の事故の影響はなかったようだが、「スマホ時代は珍道中」と話す。友だちはスマホを駆使して、「次の駅で降りるよりここの方が安いし、時間もかからない」と情報を入手して指示、「スマホに振り回された一日だった」そうだ。

 形原に紫陽花を見に行ったことはあるが、ホタルは知らなかった。紫陽花だけでは客が呼べないと考えた観光協会が「ホタル」を呼び物のひとつにしたのだろう。ホタルは陽が沈んでしばらくすると光を放つから、紫陽花を見に来た人がホタルまで見ようとすると、どこかで食事をしなければならないから、観光協会の収入は確実に上がるはずだ。「ホタル」の乱舞を見たのはずいぶん前になるが、幻想的で神秘的でもある。

 カミさんがいない分、いろんなことが出来そうなのに意外に何も出来なかった。洗濯機を回して干し、台所を掃除し、そんな家事をやっているうちにお昼になり、ボリュームたっぷりの野菜サラダとフレンチトーストそれに大きなカップにコーヒーを淹れ、テレビで吉本喜劇を見ながらひとりで笑いながら食べた。午後は今度教えることになる数学の勉強に向かったが、やりながらやっぱり自分は数学は無理だと感じ、書店に行って参考になりそうな本を探す。

 書店まで来たからとスーパーに寄り、夜ご飯の買い物をする。店内をウロウロしていると意外にも私のように男がひとりで買い物をしている。若い頃はちょっと恥ずかしかったが、もうそんな歳でもないと思うのに、知った人にはやはり会いたくない。再びテレビを見ながら缶ビールを飲み、食事をする。今になって、テレビは何を見ていたのだろうと思い出そうとするが何も浮かんでこない。

 10時近くなってカミさんがご機嫌で帰って来た。「お風呂湧いているよ」と声をかけるが入る様子がないので、先に入って寝た。近頃やけに眠たい。明日は井戸掘り。

コメント
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