友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

今晩はビアーパーティ

2007年08月11日 14時56分58秒 | Weblog
 今晩6時30分から、我が家のルーフガーデンでビアーパーティだ。これは、子どもの頃に見た映画の影響だと思う。ルーフガーデンにテーブルとイスを並べ、食事をする、そんな画面があった気がする。このマンションに引っ越してきて、友人が持っていたルーフガーデン付きのこの部屋を買ったことから、夢が夢ではなくなった。

 カミさんに気付かれないように大き目の鉢を買い求め、ルーフガーデンを今では花畑のようにしている。今年は昨年花咲いたサルビアから採った種を蒔いて育てた。友だちが「サルビアの出芽率は50%」と教えてくれたので心配したが、余りにも増えすぎて困った。芽が出てくるといとおしくなって、間引きができなかった。間引きしないとどうなることかも学習できた。

 花に囲まれて、1杯のコーヒーを飲み、ゆっくりと新聞を読むことの幸せを味わっている。朝の空気はやはりさわやかである。昼間は耐えられない暑さが容赦無いが、夕方になればまた涼しさが戻ってくる。外で食べることは開放感があって気持ちが良い。この幸せな時間を私たち家族だけで独占していては申し訳ない。そこで、今晩はご近所の皆さんとビアーパーティというわけだ。

 それぞれが自慢の1品を持ち寄り、それらを味わいながら、どうでもよい話で盛り上がる。お酒の席では、どうでもよい話こそが大切である。私はこんな風に友人たちとお酒を飲むことが好きだけれど、そのための準備をしなくてはならないカミさんは大変で、カミさんのご機嫌を損ねないようにする私も大変なのだ。しかし、会食の楽しさを思えば「ハイ、ハイ」と言うくらいはなんでもない。

 私の宴会好きは母親の血を受けたものだと思う。母も人を呼ぶのが好きだった。何でも振舞ってしまう人だった。母が生きていたならば、きっと喜ぶに違いない。カミさんのお父さんもお酒が好きで、一度歌を聞いたことがあったが、歌手になれるよと冷やかしたくらい歌のうまい人だった。義父は我が家に来ると、ルーフガーデンの中の一番高いところに、イスを置き、尾張平野を眺めていた。「天下取りの気分だな」と一人で悦にいっていた。

 さあーそろそろ、準備にかからないと、カミさんが「あなたは何をやるんですか」と怒鳴りだす。

コメント (2)
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