2015年6月21日(日曜日)に行われた第62回NHK杯全国高校放送コンテスト大阪大会において、テレビドキュメント部門第1位、創作テレビドラマ部門第1位をはじめ5部門で優秀な成績をおさめられ、7月21日(火曜日)に開催された全国大会に昨年に続き大阪府代表として出場された箕面自由学園高等学校放送部と、部員で箕面市在住の森美奈子さんに、11月20日(金曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。また、箕面市青少年健全育成推進奨励金(激励金)が交付されました。
箕面自由学園高等学校放送部には現在、1年生と2年生合わせて6名の部員がおられ、3年生はこの全国大会が終わると同時に引退されます。
テレビドキュメント部門では、平和とは何かということを伝えるため、3年生部員の遠戚にあたる抑留経験者の方の遺留品であった手記をもとに、「ソビエト抑留記が伝えるもの」という8分の映像番組を制作されました。ご本人とは一度も会ったことがなく、手記しかなかったので、その娘さんが住んでいる埼玉まで取材に出かけ、資料を集められたそうです。
このコンテストでは、すべての部門において、「高校生らしさ」がでているかどうかが評価のポイントになり、「毎回どのような作品を制作するか悩みます」と話されました。
箕面自由学園高等学校放送部では、年間に30作品以上を制作されていて、様々なコンクールに出場されています。
倉田市長が「ドラマは何もないところからの制作になりますが、どのように思いつくのですか」とたずねると、「たまたま深夜に目覚めて思いつき、書き上げていきます」「テーマが決まれば、起承転結を定め、そこに台詞をあてはめていきます」などと答えられました。
3年生の森さんは、将来も音響に関わる仕事を希望されていて、卒業後は専門学校でBGMや映像に音をあてはめる音響効果を学ばれます。
最後に、倉田市長は「来年も全国大会を目指して頑張ってください。また、報告を楽しみに待っています」と激励しました。
<放送部の皆さん、2年連続の市長表彰おめでとうございます。今年の作品モミジーヌも見たよ!3年連続をめざしてガンバッテネ~!
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