今年2月に行われた「第75回国民体育大会冬季大会スキー競技会」(主催:公益財団法人日本スポーツ協会ほか)クロスカントリークラシカル少年女子5キロクラシカルに出場された石島怜奈さんに、7月21日火曜日、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
また、藤迫教育長より箕面市青少年健全育成推進奨励金が交付されました。
石島さんがスキーを始めたきっかけは、家族でスキーに行く機会がたくさんあったからとのことで、中学校に進学後、スキー部に入部しました。当初はアルペンスキーをしていましたが、怪我をしたことがきっかけで、高校2年生の時にクロスカントリースキーに転向したとのことでした。
クロスカントリースキー競技は、女子では5キロメートルのアップダウンのあるコースを約20分で走るような感じの種目で、フルマラソン並みの持久力が必要だそうです。
アルペンスキーは競技時間が一瞬なので、競技前は大変緊張したそうですが、クロスカントリースキーは競技時間も長く、最初に少し緊張するだけで、競技の最終の頃には疲労感の方が強くなるとのことでした。
オフシーズンにはランニングや筋トレ、ローラースキーなどの練習を行い、冬休みや春休みは練習場所を長野県に移して練習されているとのことでした。
クロスカントリースキー競技の大変さについて伺うと、石島さんは「歩いたら負けてしまうため、ずっと一定の速度で走り続けなければならず、しんどくても我慢をしなければならないことです」と話されました。
この春に高校を卒業し、大学に進学しましたが現在は、コロナ禍で大学の授業もリモート授業のため入学式以降、通学できていないとのことでした。
今後の目標について伺うと、「まだ大学からの情報も乏しいですが、何か新しいことを始めたいです」と話されました。
倉田市長は、「高校2年生からクロスカントリースキーに転向して、これだけ頑張って結果を出したことに精神力の強さを感じます。これからもいろいろなことに挑戦して頑張ってください」と激励しました。
<石島さん、おめでとうございます!石島さんのこれからの活躍を期待してるモミ!