昨日は3女の妹の四十九日だった。
直葬なんてとんでもない!と考える人も多いだろう。
しかし、お金もかかる。
直葬というとやはり葬儀などもせずに直接火葬場で火葬してもらうという風に考える人が多いのではないだろうか。
確かにその通りで一般的には葬儀会社に頼んで棺に納めてもらって火葬場が空くまで遺体を保存しておいてもらう。
沢山の火葬する機械がある大阪でも直葬すると言ってもこうして亡くなって直に火葬するということは大概は出来ずに何日か待つことになる。
火葬場が空くまでは安置するが安置費用はドライアイス代の一万円くらいになる。
CMなどの広告では直葬でも8万円くらいからある。
大阪市は火葬費用は大人(10歳以上)が一万円、大阪市民以外は大人が六万円になっている。
7月に妹が亡くなって警察から電話があったときに警察官に「直葬します」と言った。
妹の高校くらいからどんな生活をしているか聞かれて2~3回警察と電話で話しをした。
亡くなった3日後くらきに病院に連絡をして欲しいと言われて連絡をしたら処置費用のことだった。
6万円弱を病院に払った時に「遺体はどうなっているのでしょうか?」と聞いたら警察にあると思いますと言われた。
そのあと、全く連絡もなく妹はどうなったのだろう?と毎日、警察からいつ電話がかかってくるのかと落ち着かない日々が続いた。
2月に次女の妹が亡くなった時は病院に遺体があって霊安室で対面し、鑑識の人にはコロナで火葬場が混んでいるから直ぐに葬儀社を決めて警察からの引取の日は◯◯後に引き取りに来て欲しいなど言われていた。
「直葬したい」とは警察には言ったが直葬するって前回の時のようにこちらで引き取ってから直葬すると思い込んでいた。
一週間くらい経ったとき友人は直ぐに警察に行ってこいと言うし、他の知り合いはこちらから連絡するのは止めた方がいいと言われたから迷って結局は1月ほど連絡せずに過ごした。
ひと月くらい経ったときに警察署を訪ねた。
「妹はどうなったのでしょうか?」と聞いたら「直葬で良かったんですよね?」と言われた。
「?!・・・・・・」と思ったが警察から直葬したとのことだった。
警察からしたら私が文句を言いに来たと思ったかもしれない。
引き取ってからの直葬と思っていたから驚いた。
病院で対面することもテレビドラマで見るように警察の霊安室で対面することもなく一度も見ることがなかった。
本当の直葬するというのはこういうことなんだと初めて知った。
次女の時は自宅で亡くなったから警察と契約している医者に死亡確認の費用、運ばれた病院の費用、警察署からの運送費、葬儀費などがかかった。
今回の三女は病院に支払った費用以外は死亡確認の費用さえ払わなかった。
驚いた事に妹が持っていたカバンから財布、スマホなどの所持品の一切のものが却って来ることはなかった。
姉には「おとんと、おかんと、良志人と眞無美と一緒にしてやれんかった」と謝った。
そうしたら姉が「私が先に逝って謝っとくから・・・・・・」と言われたときは流石にグッと泣きそうになった。
「もう先に逝かれるのはええわ、お互いに迷惑かけん程度に長生きしよう」と伝えた。
これからもし、また先に送ることがあったなら1人モンの兄と弟の時だろう。
祖母、父、兄、母、妹、妹・・・・・・・・・