蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

終電ラプソディ

2009-02-13 | ささいな事
最終電車、久しぶり。
泥酔、爆睡、座席を目一杯使ってる人、人、人。
人の領域、自分の領域、そんな線引き無縁のボーダレス・シート。

地下鉄、隣のお兄さん、6人用座席、横になって夢の中。
どんな夢を見てるのかな。
お家のベッドか、はたまたリビングか・・・。
赤の他人がその超リラックス姿を見ると、ちょっと引きますが。
無防備、平和な日本。

地下鉄最終電車は、当然地下鉄の終点までしか辿り着けない。
その時間には、地下鉄に連結している私鉄の駅、ホームは真っ暗、営業終了だ。
映画みたいに、念力でぱぱっと照明が灯るといいが。
その駅からタクシー。
もったいないけど仕方ない。
でも運転手さんはもうけ時。祝日前日、大歓迎。
火曜日なのにハナキン気分。

とは言え、あまり人影はない、タクシー乗り場。
不況の中、週の半ばで最終駅からタクシーに乗っているマヌケは私ぐらいか?

祝日が増えても、嬉しくない人もきっと多いだろう。
家に着く前、ほんの束の間、
電車の中で見る夢が、一番楽しいSTORYなのかも知れない。