へんな洋食屋カフェ

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LED電球に替えて一月が経ち毎月の電灯料金の検針と請求が届く。ちょっと驚いたなっー！LED電球のレンタル業者の言った通り一万円以上の削減である。レンタル代金は毎月4510円だから6000円以上のランニングコストの削減となる訳である。しかも、今後は更なる電灯料金の値上げは確実だから替えて本当に良かったと実感している。オマケに今までの白熱灯は消耗する期間が短いから在庫も常に持たなくては為らないし、とにもかくにも白熱灯は熱を発するので夏場は店内もとても暑く感じる。業者の論では、エアコンの温度設定もきっと違うからエアコンに用いている動力料金だって下がる筈です。との弁。へんな洋食屋カフェの電灯は全てが調光なので別途の工事が必要だったのだが毎月のレンタル料金に含まれるとの事である。工事箇所が四ヶ所でかれこれ二時間の作業だったから人工辺りで計算すれば工事費と配電スイッチ、調光スイッチの部品代で数万円は掛かるであろう。

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履き潰して一年と八ヶ月、店で使用している作業靴の事である。オイラは、靴にはちょっとしたコダワリが有って靴底はともかく甲の部分は革を求める。作業靴はいわゆる安全靴で革製に爪先部分に鉄板が入り重い物が甲の上に落ちても足を痛めない建設用の作業靴である。先ずもって丈夫だし、革製だから熱い油が垂れても融けないし、靴底だってオイル・レジスタンスだから滑らない。難点は、鉄板入りの革靴だから重たい訳ですなっ！値段は、特売品で3000円程度だから20カ月、正味500日以上履いてもへこたれないのだが些か靴底がすり減ってきたんだなっ！休日に徘徊で履く靴も革靴である。マッ、徘徊だから靴底はラバー製でないと疲れるので全てが革靴とは謂えないが、最近はまっているワラビー五足も革製を特売で買い求める訳である。その他10足程度の靴を持っているが週に一度の休日しか履かない訳だから当然、何年間ももつ。で、年に一度は特売で新調するからどんどん増殖してしまう訳である。メーカーやブランドには拘らないが靴なら革製、シ
ャツなら綿、ジャンパーも綿、冬着も綿のダウンジャケット、革じゃんと素材にはコダワリが有る。つまり、なんとなく天然素材好きなのである。

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昨夜、全て頂き物だがファクシミリと地デジテレビとDVDレコーダーとガスレンジが家庭に入荷する。サァ大変な事態となる。据え付けや初期設定は電気屋がやってくれたのだが、取扱説明書の束の読み込みをしないと扱えない訳である。とにもかくにも設置っ！取扱説明書はファイルに入れ、設置周囲を清掃して昨夜はヤレヤレなぁんて言って終了した。来週、というか年内には店の納戸にしまってあるやはり頂き物のデスクトップパソコンも搬入し当家も一気にデジタル化した居間の様相な為るなっー！もう一度、書きますが全てが頂き物である。デスクトップは買い替えのお古だが、その他前記の品々は新品だ。しかも、家電量販店モノではなく街の電気屋からの家電だから据え付け渡し、初期設定渡しである。近々には、新品タブレットも送られてくるとの事だが、本当に欲しいのはノートパソコンの256ギガハードディスクだなっ！これは、へんな洋食屋カフェで写真見聞に用いたいのである。写真仲間と茶々を入れながら12インチ程度の画面で一服したい訳ですなっ！
こんなのは、勿論だが新品でなく誰かの買い替え処分困惑モンで良いのである。

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手元に「横須賀トンネルマップ」という横須賀市集客促進実行委員会発行の冊子が在る。フリーライターの某さんがまとめた冊子らしい。大変に興味深い冊子でオイラもトンネル巡りモデルコースを歩いてみたくなった。副題には「横須賀のトンネルの魅力」と唱われているが、トンネルに魅力が在るとはオイラは今まで気付かなかったなっー！薄気味悪い闇の中へわざわざ入り込んでゆくのは、どちらかと言えば敬遠していた訳である。閉所恐怖症という性質も有ろうが余り興味は無かった。しかしながら、トンネルという大土木工事の技術や入り口付近のフランス煉瓦積みやイギリス煉瓦積みなんかの意匠に目を奪われる事はしばしば有る。土木工事の粋とも謂えるトンネルにも意匠やデザインや開口部の様々な口の開き型はとても面白い。うーん、思い当たる節で今や我々家業つまり飲食店は先の見えない長～いトンネルに入り数年が経つのだが今、このトンネル巡りでトンネルの先の明るく開けた新境地を発見する機会に出会ったのかも知れない訳ですなっ！トンネルにも車用から軍用、徒
歩自転車用、水道埋設用、観光用(在るかな？)等と用途が色々有る筈でその用途に因って長さや広さが異なるに違いない。うーん、これはひょっとしたら徘徊撮影散歩の新境地も開けるかも知れない。大土木工事と言えば橋梁工事なんかも凄い技術である。土木遺産的な橋梁もあちこちに沢山在って、それぞれが美しい意匠を持っている為、徘徊時には大概は撮影する。歩道橋や跨線橋なんかも大好きで必ず写真に収めている。トンネル、やってみっかっ！

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暮れになって連日模様替えをしているのは、へんな洋食屋カフェも移転して10年、店内の白漆喰壁も漸く汚れとか経年変化で真っ白からうっすらとクリーム色に為ってきた事も起因している。漆喰壁には釘を打ったりは出来ないが天井の廻り渕ならば木なのでフックを取り付けて吊り下げる事が可能である。又、今ではしっかり貼れて綺麗に剥がれ漆喰にダメージを与えない両面シールが売られているので活用したい訳である。つまり、貼るしか壁は利用出来ないがなんとか工夫して戴いた油絵や写真プリント、嫁さん手造りのタぺストリー、レコード・ジャケットなんかを展示して白漆喰のくすみを隠したりして模様替えに励んできたのである。漆喰と木と言えば最近、新聞の書籍広告欄に「いい家は、漆喰と木で作る」という本の宣伝をしているなっ！最もな話で、日本の風土には最適の天然建築素材であろう。へんな洋食屋カフェの工体自体は鉄骨造コンクリートなのだが、これは商業地域の建築法かなんかで仕方がない。で、せめて内装は天然建築素材をと白漆喰と木、焼き絞めタイ
ル、石で拵えた訳である。その為に釘を打てる箇所が木の廻り渕しか無いんだなっ！

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好きで続けているから苦には為らないが、飲食店経営というのは沢山の業務が有るなっー！日々の営業や清掃は元より仕入れ、仕込み、経理、業者折衝、両替、メンテナンス、模様替え、顧客名簿作り、電話応対、食器管理、食材管理、接客、調理、片付け、洗い物と、もうこの辺でキリがないが日々の瞬間々の連続である。暇潰しには伝票整理とか読書とかギターの稽古なんかもしているが、特に読書は大切である。しかも、活字ですな。知識はお客さんとの会話に繋がるし知っていて勿論の事だが損は無い訳である。オイラは、家業の飲食店も文化だと思っているが決して芸術とは考えられない。何しろ金銭が絡むからである。暇潰しの趣味なんかは文化ですなっ！損得、利害、見栄も無く好きで続けている訳である。思えば、学生時代は体育会系の部活で一日中かけずり回っていたが、職業に付いてからは文科系の趣味である。麻雀なんかは文科系に違いない。写真撮影もギターも彫金も工作も料理も文化系である。唯一、徘徊散歩はどちらかと言えば体育会系趣味の部類かも知れないなっー
！重い一眼レフを二台掲げて負荷をかけて休日に半日程度は徘徊する。二万歩は常に超えている。強いて名付ければ、写真撮影という文化系だし街並み鑑賞という文化系だし旧き善き探しの考古学という文化系なのだが体育会系でもある為「文化的体育会系趣味」と言える訳ですなっ！

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サァ大変な事に為った。そうなるのは予測はしていたが、今日は冷たい雨降りで店も大暇だから指示通り直ぐ様に行動する。奥さん、見回すと「アレとコレは入れ替えて、高さは10センチ上に、彼処のレコード・ジャケットは外して収納っ！」等と配置換えのアドバイスを戴く。それでも、オイラは待てない性格だから直ぐ様に行動する。うーん、やっぱり段々良くなる為るなっー！その絵画とか写真とか装飾品がどんどん活かされていく訳ですなっ！奥さんは、オイラ達夫婦の事をとても可愛がってくれているのでオイラなんかはツイ「ネエチャンさっー！」なぁんて呼んでしまうがそのネエチャン夫婦は毎日の如く来店してくれる大応援団であり、洋服やお裾分けや自転車やパソコン等々とたくさんの色々様々も活用出来るか？と持ってきてくれる。で、その際に間違いなく、必ず我々やへんな洋食屋カフェに似合う品物とノウハウとセンスをくれる訳である。些か、我々夫婦も感謝の念に絶えないのだが、ご夫婦は見返りなんか全く考えずに支援してくれているのである。だからである
、是非に応えたいンだなっ！一服したら、模様替えの続きである。

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昨日に雨降りの中、伊勢佐木町のダイソーまで買いに出掛けた真鍮製のワイヤーをほどいて戴いた油絵を吊り下げようとした瞬間にワイヤーがこんがらがってしまい使い物に為らなくなる。何しろワイヤーだからこんがらがるとにっちもさっちも自在には為らない訳で、使用前に廃棄する。仕方なく、ウンと太いテグスで吊り下げマァナンとかレジの前に落ち着いた。しかしながら、たった一度の展示会の訪問で、それも作者に会ってもいないのに作品をくれるなんて如何なる縁の回りなのであろうか？思い当たる節と言えば、スタジオの先生がコレコレこうとオイラの事を伝えただけに過ぎない訳である。額縁の裏書き、自己紹介を読むと～展の会員でもあり上場企業の会長でもある方がお会いしてもいないのに店に「へんな洋食屋カフェさんへ」と名指しでくれるというのは摩訶不思議である。絵自体は、ベルサイユの田舎家を描いているが田舎家の前には水辺が在り、水車が田舎家には備えられ道端に農作業らしい農夫が台車を推して歩く姿が在る。マッとにかく味の深い素晴らしい絵である
。そんなこんなで、飾り付けをしていると大常連のご夫婦登場っ！此方の奥さんはとても美人な上に明るく、更に話上手なのだがインテリア関係の配置とか色合いに凄いセンスを持っていて暫定的に模様替えをした色々様々をお客さんの目で見て貰う。つまり、食事しながら椅子に腰掛けている状態で見回してもらう。

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伊勢佐木町のダイソーはビルの三階から六階まである大規模なダイソーで、何処に何が在るのかも判らないので店員さんに買い物メモを見せて扱い階数を記入して戴く。そんなオカゲで買い物は直ぐに終了したのだが、折角の久しぶりダイソーだから六階から順送りに三階までよぅく見学する。ダイソーを出ると、入店の際には明るかった空も真っ暗に為っていた。隣のBOOK・OFFへ移動してカメラ雑誌売場のしかも105円コーナーへ向かう。二冊ゲットしてBOOK・OFF前のコンビニで煙草を一服点ける。さぁて、この後をどうするか？カフェで一服も思案に入れたが久しぶりに以前はしばしば通った天丼屋へ向かう。この天丼屋はテレビ常連の有名店だが、この雨降りで些か混んではいまいと向かった。有名店の経緯はテレビ番組では「激狭店」とか「汚ない店」とか「激盛店」とかの特集で取り上げられるが誠に失礼な話だ。天丼屋の親方の腕前は並みの技術ではない。オイラなんか足元にも及ばない揚げのタイミングで、食材のそれぞれ(八品)の揚
がり具合を絶妙に計り揚げ油二鍋の温度を巧みに違えて食材を入れ替えたりして揚げ鼻を(未だ揚がってはおらず、提供時間の余熱で食べ頃にする)出してくれる。これを理解出来るのは料理人若しくは相当通い詰めた大常連しかいない筈である。値段っ！シジミの味噌汁が付いて800円っ！参ったっ！

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雨降りの休日だ。ひょっとしたら雪になるやも知れないとの天気予報に歯医者から帰宅後は今一度寝還す。起床したのは午後二時半、うーんこのまま1日を寝過ごすのもナンだからと再び着替えて伊勢佐木町のダイソーへ行く準備をする。つまり、買い物メモを取る。そうは言っても、四品である。序でにダイソーの隣のBOOK・OFFへも立ち寄る壮大な雨降り傘差し散歩道中にしか過ぎない。というのも、ダイソーで四品を買えば420円ですなっ！其処へ出掛けるのひになんぼなんでも雨降りだからと言ってバスで往復すれば420円である。セコい話が420円の品物を買いに420円の交通費は如何なモノか？と思案し予算委員会に掛けたところ、徒歩での買い出しに結論が出た訳である。買い物は、余りにささやかな品物でタワシ、ワイヤー、ガラス窓の目隠し、滑り止めの四点である。徘徊のお伴にと一応はデジカメをポケットに入れる。ポケットに入れるというのは、やはり雨降りだから一眼デジカメはヤバイので戴いた防水コンパクトデジカメだからで
ある。歩き始めて暫くしてデジカメの容量が一杯だとの表示、未だ数枚しか撮影していないのだが、と考えるとメディアカードを入れ忘れていた事に気付いた。こうなると、デジカメは只の箱にしか過ぎないなっー！自宅に戻るのもバカらしくそのまま伊勢佐木町へ向かった。