へんな洋食屋

しかしなんだなっ！待ちに待ったとは言うものの揃ってしまうとなんて言う事もなくチョロチョロと弄ってみてしまい込むなんて事ないですか？参考書なんて本棚に揃えて勉強した気になる。道具類も揃ってしまうと飾ってあれこれ置き方を換えたりしている内に満足感に浸る。オイラだけであろうか？揃える迄の苦心の間が尊く美しい訳だ。達成感というのは僅かなモンである。ましてや、中古品となるとそれも五年以上前の品物だと「あれ、いいなっー！」から始まり「欲しいっ！」と心は移り、文献を探して確かに上玉なのか？駄モノなのか？を調べるのだが、其の文献も古本屋巡りをしてやっと発掘である。苦心の第一段階ですなっ！そこまでで「なぁんだ、其の程度のモノか、たいしたモンではないなっ！」となれば散財は古本屋での数百円である。がっ！しかし「コッコッこれはっ！」等と閃くと第二段階の金策である。そしてツテをたどっての物件巡りをする訳である。一度視てしまった物件の程度を基準にして探すのだが、これには事情が有るんだなっ！つまり、中古品だから経年
変化とか不都合とかの違いが色々様々で価格も様々である。で、捜索活動に入る訳だが、この捜索が一苦労だ。だから発見の際の喜びは新品買い求めどころではないよ。なにしろ、発見・発掘という捜索活動が必要だかんねっ！でもね、揃った暁の達成感と満足感は数時間でしかない。

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マァ第一段階のカメラ段取りが成立したと謂える。銀鉛フィルムとデジカメとの共存共栄を出費無しで開かれたのだっ！戴きモノキャノンデジタル一眼レフに加えて、所有しながらも使用していないカメラ関係を思い切って金策に処分して簡潔化して今後の叙情的古典派印画機械持込散歩術に活用する訳である。しかし、ここにデジカメという古典派に反する機材の導入で現代派の言葉が必要となるであろう。混在する訳だから、叙情的古典派現代流印画機械持込散歩術とでも謂うか長々しくも重苦しい会派の誕生かっ！と世界も注目するであろう新たなる学派だなっ！思えば梅雨と冬入り前には新しい機材の導入が多いんだなっ！叙情的古典派印画機械持込散歩術にとって主たる散歩は夏場と冬場がちょっと辛い訳である。で、其の停滞時期にはついつい中古カメラ店巡りをしてしまい安価なフィルム探しをする最中に気になる機材の発見になってしまう。で、停滞時期に向けての勢いづけに新規導入となる訳だ。

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高脂血症の主治医の採血の後、子安へ一駆け。自分のライカ二台の他、入荷レンズ合わせの為のキャノンデジタル一眼レフ、買い取り用のミノルタフィルム一眼レフセットの大荷物で中古カメラ店へ行く。先ず、入荷レンズをキャノンデジタル一眼レフに取り付けあれこれと説明を受ける。マァ納得し次に入荷してもらうハードディスクの再確認とテレビケーブルを追加購入。更に、キャノンデジタル一眼レフの取扱説明書はやはり必要と取り寄せて貰う。不要の標準レンズとバッテリーグリップを買って戴きこれが6500円也。で、懸案のミノルタフィルム一眼レフ一式を査定して貰う。いいですかっ！ボディ、ズームレンズ二本、皮ケース、取扱説明書、教科書、ストロボをまとめてですよっ！なんと買い取り金額1000円也っ！呆気に取られたが不必要なので買い取りというか、引き取って戴いた。ガッカリもしたが、大荷物の半分は減った訳である。