へんな洋食屋

しかしなんだなっ！待ちに待ったとは言うものの揃ってしまうとなんて言う事もなくチョロチョロと弄ってみてしまい込むなんて事ないですか？参考書なんて本棚に揃えて勉強した気になる。道具類も揃ってしまうと飾ってあれこれ置き方を換えたりしている内に満足感に浸る。オイラだけであろうか？揃える迄の苦心の間が尊く美しい訳だ。達成感というのは僅かなモンである。ましてや、中古品となるとそれも五年以上前の品物だと「あれ、いいなっー！」から始まり「欲しいっ！」と心は移り、文献を探して確かに上玉なのか？駄モノなのか？を調べるのだが、其の文献も古本屋巡りをしてやっと発掘である。苦心の第一段階ですなっ！そこまでで「なぁんだ、其の程度のモノか、たいしたモンではないなっ！」となれば散財は古本屋での数百円である。がっ！しかし「コッコッこれはっ！」等と閃くと第二段階の金策である。そしてツテをたどっての物件巡りをする訳である。一度視てしまった物件の程度を基準にして探すのだが、これには事情が有るんだなっ！つまり、中古品だから経年
変化とか不都合とかの違いが色々様々で価格も様々である。で、捜索活動に入る訳だが、この捜索が一苦労だ。だから発見の際の喜びは新品買い求めどころではないよ。なにしろ、発見・発掘という捜索活動が必要だかんねっ！でもね、揃った暁の達成感と満足感は数時間でしかない。