へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2009-01-17 08:18:14 | Weblog
毎晩、一塗の作業もツマラナイ。だからと言って、別の作業を行えば埃が立ち上がり塗ったばかりの漆に埃が着いてしまうからジッと我慢である。銀枠の深さが2ミリ程度あるのでかなりの日数が必要とされる。枠の回りを磨きながら漆掛けを行うので1ミリ半位まで枠の高さは減るであろうがそれにしても気の長い作業である。以前、寄せ木でライターケースを造りその寄せ木を組むだけで数ヶ月掛かった記憶がある。それを思い起こせば何て事は無いのだが。

へんな洋食屋

2009-01-17 08:17:58 | Weblog
「もったいない」という日本語が後進の国々で流行しているが、その通りである。オイラ自身も念仏の如く毎日言っている。で、ライターケース。銀枠まで苦心して拵えたのだから諦めずに漆を塗り込めたい訳だ。今朝、常連の方に会う。その方は、ギフト屋さんで道楽に塗製品の収集があるが、去年はなんと大枚百万円にて惣菜椀を別注した。なんと十一ヶ月後の納品だったらしい。一椀である。研磨・塗・乾燥・研磨の繰り返しにて十一ヶ月だ。オイラの再挑戦のライターケースも覚悟を決めた。やはり、「ゆっくり素早く」の心構えである。