やって来た、鎌倉である。この年の瀬に大変な人手であるが、それら人間模様を撮りに来ている訳だからなんともないし、むしろこの人手こそ撮りがいがある。駅前の喫茶店であるか、何やらアベックが別れ話で揉めている。かなり大声に成ってきたが聞きがいがある。写真こそ撮れないが人間模様である。帰りには、名物「鳩サブレ」を年賀として買い求め、ついでに家族にも袋詰めを買う。更に揉めてきた、駅前の喫茶店での人間模様だ。だから、駅は面白いっ!というのも、あのアベックには失礼な話だがライブドラマである。駅にはドラマがあるなっ!しかも、この大晦日のライブドラマである。聞き応え、見応え共に迫真である。今年の春に「スタチオン」という曲を造ったが、ポルトガル語だ。日本語では「駅」である。この大晦日に春先作曲の「スタチオン」の辻褄が合うとは思いも依らなかった。
その「いずれ」がいつに訪れるのかが判らないのである。恐らく、日々の行いからして悪いいずれとは思えない。多分良いいずれである筈だと確信しているのだが、今そこへ取引先の八百屋が今年西後の配達。ここに書いてある話となる。お互い、頷き合い年末の締めくくりと為る。そしてこれから、米屋の納品だ。きっと頷き合う話となるであろう!その頷きは、双方が同じ立場つまり事業主だからの真意の頷きなのだ。失礼な話だが、勤め人の御愛想や対応と言った表面上の頷きとは違う訳である。そうは言っても、年は変わる。そうだっ!今日30日はギターも弾き納めである。オイラは、自宅では滅多なことでは楽器を手にしない。うるさがれるからである。家で行う趣味は、彫金とお絵描き位の事で在る。料理もしない。料理と音楽は、店での趣味なのだから今日がギターと料理は仕納めである。