何でも間でもデジタル流行りで良いが、アナログ排除の風潮がオイラにとっては幸運である。アナログは、大きい、鮮明でない、迅速でない等々と不都合ばかり取り挙げられているが空気感に欠ける。先日からネガのデジタル化を試みているが辞めた。どの道、ネガを廃棄する事は無いからだ。ネガだってテープだって生楽器だってデジタルからしたら性能は劣る。しかしオイラは味なのである。質感や空気感、臨場感はアナログの方が受け取りやすい。音質、画質よりも息遣いや振る舞いなのである。リマスターは良い所採りだから雑味を残さない。
昨夜は、久しぶりに本屋へ出掛けた。古本屋ばかり通っていたが、閉店後にスーパーへ買い物、その隣がTSUTAYAだから寄る。在ったっ！定期購読しているカメラ雑誌である。これ季刊雑誌だから買いそびれると大変だし、マニア向けの為に古本屋にも出ない。買ってそのままTSUTAYAの二階へ、レンタル目的ではなく中古ビデオ探しだ。在ったっ！昔に観た邦画が二本、\100である。オイラは、いまだビデオなのである。DVDには興味が無い、画質そのものは歴然の違いだろうが昔の映画は昔の空気感が漂う画質が良いのである。しかもDVD移行で安い。