だから、自分のプリントに対する他人の評論も他人のプリントに対するそれも好まない。その人それぞれの感性で良い訳だからだ。そうは言ったら進歩は無いっ！と言われた事があるが、オイラは幾種類の一連の一つの写真術だし家元だからそれで良い。閉店してから毎月求めるミニバイク雑誌を買いに行く。その本屋には中古のビデオを売っていて一年も前から探している映画があるが、ナカナカ中古の棚に並ばない。店員さんに頼んでみるが未だ並ばないそうだ。「タンゴ・レッスン」である。自分は、何処から来て何処へ行くのか？を問う作品だ。
で、プリントが出来上がってきた。二三日前の事だが、何か懐かしい気持ちに成る。写っている風景が昭和だからかも知れないが遥か昔の事の様である。ジッと眺める、展示用のプリントを選び残りはアルバムに指し込むのですが、歩いた先々が思い返されて感慨に沸いてきます。だから叙情的古典派印画機械持込散歩術学は、三種並列の遊びの後に今一度楽しめる。最後に、アルバムに撮影の機材やデータを書き込む。オイラは、そこで「～れば、～たら」は無いッ！失敗は失敗で受け留め、どう写したか？より何を写したか？という記録的要素で満足。