長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

閣議決定で解釈改憲など、もってのほか!

2014年06月15日 | ブログ

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参加者で採択した「決議文」 : 「jun1514.pdf」をダウンロード

 6月15日(日)午後2時から福祉保健センター多目的ホールにて、「解釈改憲で集団的自衛権行使!?」と題して、集会が開かれました。

 主催は、「秘密保護法に反対する三田市民の会」でした。

 講師には、兵庫県原水協の事務局長である梶本修史さん。分厚い資料を基に、安倍政権が狙う解釈改憲による集団的自衛権行使が、決して平和主義でも国民の安全を守るものでもなく、むしろ、国民を危険にするばかりで、戦争へと発展し、これまで狙われなかったテロの脅威が日本で発生することになるなど、分かりやすくお話をいただきました。

 集会後はグループに分かれ、講演の内容や、またそれぞれが感じていることなどの意見交換の場となり、いずれのグループも時間を超過するほど盛んなディスカッションとなりました。

 「なぜそんなに安倍首相は改憲を急ぐのか?」「こんな恐ろしいことが短期間に進められようとしていることに、私たちは何ができるのか?」「これまで家族と話をしていて、アメリカが日本を守ってくれているとばかり思っていたが、決してそうではないことが今日の話を聞いて良く分かった」「マスコミによる情報操作顔行われているのでは?」など、実に多くの意見が出されました。

 集会後、安倍首相への抗議の意思を示そうと、「決議(案)」が拍手で採択され、集会後決議文がファックスで安倍首相あてに送られました。

 20までに閣議決定しようとしており、集会だけでなく、市民の皆さんにもこの危険性を知っていただこうと三田駅やエルムプラザ前で「宣伝しよう」と提案されました。

 FBでつながった20代の若い方も参加いただき、一緒に考え意見交換ができました。


合同消火訓練の視察

2014年06月15日 | ブログ

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 6月15日(日)午前10から11時30分まで、山火事を想定した消防団による合同消火訓練が行われ、宝塚の市議・県議とともに視察しました。

 三田市と宝塚市西谷地域との境の宝塚市大原野・三田市猪ノ倉峠を実施場所に、宝塚市消防団60名(消防車11台)、三田市消防団(第5分団・第4分団)30名(消防車3台)が参加し、山林火災が発生し、三田方面への炎症危険があるという想定で行われました。

 消火には水が必要ですが、水源が遠く、1キロメートル以上離れたところから途中でポンプアップしながら消防ホースでつなぎ、消化するという訓練であり、また、2つの市にまたがって合同の消火訓練も初めてのことだとのことでした。

 うまく水が出るのか、ハラハラしながら本部のところでいろいろと説明を受けながら訓練を視察しました。

 宝塚市側の方から何人もの方から指摘を受けたのが、三田市側猪ノ倉峠の市道が整備されておらず、消防車すら通ることができないため、こうした山火事の時など、やはり三田市側からスムーズに入れるよう、市道の整備を急いでほしいとのことでした。宝塚市側は既に整備済です。

 きびきびとした訓練でした。蒸し暑い中、団員の皆さんの努力で無事訓練が終了しました。

 最後は青年の家駐車場に集合し、講評されました。日ごろの訓練の大切さが改めてわかりました。本当にお疲れ様でした。

 宝塚市消防署・三田市消防署の参加もあり、ご苦労様でした。

 丁度訓練時間中は、サッカーワールドカップの試合中だったためか、議員の視察は少人数でした。(宝塚選出の練木県議、宝塚市市議の田淵市議、そして私でした)


極めて危険! 安倍政権の暴走が止まりません!

2014年06月12日 | ブログ

安倍首相が率いる政権の暴走がとどまるところを知りません。

「期限にこだわらない」 ⇒ 「会期内に決定」(実質6月20日までに閣議決定)

内容も、説明も全く国民への説得力を欠くものであり、ただただ感情に訴えるその手法は、正にヒットラーと同じ!

自分の瞑想の世界に国民を引っ張りこみ、武力を突き付けながら「自分は積極的平和主義者です」といって、だれが信用するでしょう?

「私の使命は『国民の命を守ること』」といって、解釈改憲で憲法の平和主義を放棄し、武力を使って国民の命を危険にさらすことへまい進する。

今、この暴走を止めないで、いつ止めることができるでしょう。私たちの後に続く人々に、「なぜあの時止めてくれなかったのか!」と言わせないために。

失われた命は帰らない! 失う前に私たちの命を活かしましょう!

6月15日(日)午後2時から、市民集会(解釈改憲で集団的自衛権行使?)が福祉保健センター(多目的ホール)で開催されます。 是非ご参加ください!

「市民集会 may2014.pdf」をダウンロード


Say No to Racism ! Say No to Facism !

2014年06月08日 | ブログ

 間もなくサッカー・ワールドカップが開幕します。正直言って日ごろはゆっくりとサッカーを観戦(テレビで)する時間もなく、またそれほど熱を上げて応援するほどでもないのに、ワールドカップとなると、どこか血が騒ぐのは、私だけではなさそうです。

 日本において、最近競技場で「Japnaese Only」と書いた Racial discrimination。大変残念でした。

 ブラジルのサッカーが強いのは、こうした「人種差別」を国として克服したことによる」ものとの指摘がありますが、正にそうだと思います。「人種的偏見や差別がいかに愚かなこと」と人々が認識。

 今年4月にバルセロナのダニエウ・ウベスアが試合中に観客からバナナを投げ込まれ、サル扱いを受ける差別行為を受けました。しかし彼はそのバナナを拾って食べ、その後何事もなかったように試合をつづけましたが、素晴らしい「抗議」でした。

 彼は、「僕たちは21世紀に生きている。だから人間はこの面で進化を遂げなくてはならない。人間同士が敬意を持たなくては。僕たちはみな同じなのだから」

 どこかの首相は、自己陶酔に陥り、国民のみならず、他国の人々にまでも思いが寄せられず、武力行使がしたくてしようがない。そこには、他者を理解し、敬意を持つことなど論外なのだろう。それによる犠牲者は、私たち国民です。

 Say No to Racism !   

  Say No to Facism by Abe !


2日目の視察: 渋谷区と墨田区へ

2014年06月03日 | ブログ

 

Dsc02639  渋谷区役所で説明を受ける

 視察2日目の午前は、渋谷区でした。欲張って、渋谷区では二つの異なる内容について説明を受けました。

 一つ目は、「全国一」といわれる「子育て支援」について、二つ目は三田市でも目指そうとしている「税金のコンビニ収納」についてでした。

 「子育て支援」の何が進んでいるのか?

 何より、若い人たちがこの町に住んでいただけるようにしようと、そのための施策が実施されています。約20年ほど前から人口減少が進んでいましたが、この施策を続ける中で、2年前かr再び、元の20万人人口へ戻ってきています。

 その施策として、「若者定住対策」では、「街の活性化」「マン所運などの高い賃料に見合う保育料の軽減策」がとられています。

 ここには、区としての持続的発展をどのようにマネージするかという視点で、「若い世帯を増やし、街に子どもの声が聞こえるようにしよう」と実践されています。

 保育料については、中間所得層の子育て家庭の経済的負担を軽くし、一方、高額所得者層は応能負担していただくとして、高い負担の保育料設定がされています。(世帯年収が400万円以下の世帯は「無料」、400万円~1000万円以下の世帯は20%~30%軽減、年収1000万円以上は7%~22%増額など) 

 さらに、3人目以降の保育料を「無料」。「待機児童」対策さくとして、「区立保育所」をつくり、「育休」中の方、「休職」中の方も含め、認可保育園などへ入れない子どもたちのために、区として保育の責任を果たそうとされています。

 かつてと違って、子育ても変化してきています。「子育てにストレス」を感じる親も増え、「良い環境で子育てしていただこう」「毎年、4月1日には『空き室』ができるくらい保育所の充実を目指したい」(区長)としています。「保育の質」にも重点を置き、「国基準」を超える施策を打っておられます。

 私たちとしては、なぜそこまでできるのかと疑問を持つのも当然。この点をお聞きすると、職員の口からは、「区長の行動の中にあります」として、土・日は必ず住民の中へ入っていき、様々な行事等で直接声を聴くこと、「区長への手紙」「区長へのメール」として、住民から直接区長へ声が通じるようにされています。毎週4~20件ほどの「声」が届いているとのこと。

 二つ目の「コンビニエンスストアにおける住民票等の発行」については、4年前の2月から開始。

 区役所は、「証明書コンビニ公布用サーバ機構」に接続するだけで、直接核店舗のコンビニとは接続をすることなしに、全国のコンビニ店で印鑑証明や住民票などを本人が入手できるようになっています。また、コンビニでも店員が証明書などを見たり、触れたりすることもなく、ミス印刷の場合でもそれは本人が持ち帰ることになっています。

 コンビニでの公布機のメンテナンスはコンビニ側が行い、役所の費用は掛からない。何より、「役所にある自動交付機のメンテナンス費用を長期的にみた場合、コンビニ収納のほうが安くつく」とのことでした。

 初期投資と長期的な見通しについては、更なる見当が必要と思われます。

 昼食を食べる間もなく、墨田区へ移動しました。(視察計画でもまともに昼食が取れるか疑わしかったのですが、上手く渋谷区の共産党議員とお会いでき、意見交換させていただいたこともあって、昼食を逃してしまいました。)

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 墨田区は、全国初の「中小企業振興条例」を策定し、地元企業が元気になって住民の生活も豊かになれるとして、条例制定だけでなく、そのための実態調査を職員自らの「足」で調べるという努力がなされてきました。その上で、中小企業の「やる気」をどのように起こさせるのかと行政が真剣に考え、「フロンティアすみだ塾」を立ち上げ、事業者自らが励まされ、新たな商品開発、地域ブランド化へと進んできています。

 さらに、「ここでしか作れない」ものとして、海外へも売り込み、世界のブランド化へも挑戦されています。勿論、数はそれほどではないものの、若い後継者が育ち、若い人が挑戦するようになる中から「技術力」「商品力」を高めようとしています。

 28年前から「中小企業センター」を設立し、直接役所の課長が組織的にかかわっています。「企業者の声を直に聞き、携わることができる。技術指導員、相談員を配置して、行政とのパイプ役をも務めている」とのこと。企業の自助を尊重しながらそれを支え、支援する体制が取られています。まさに、条例を活きたものにしているのです。

 条例では3つの重点を謳っています。

① 区長の責務

②事業者の責務・・・自助努力

③区民の理解と協力

 

 区として、ものづくりと販売だけでなく、観光にも力を入れ、観光で訪れて下さった方に墨田区を売り、「本物」を買っていただくという努力もなされています。そのために、隣の区との共同案内ができるパンフレットを作成するなど、珍しい取り組みがなされています。

 区役所内での説明を受けた後、「おしなり商店街」を視察させていただくために、職員に案内をいただきました。

 「おしなり証言街振興組合」事務所を訪れ、理事長の金澤武市さんから熱のこもったお話を約1時間半ほど(当初30分でいいですかといわれていましたが)を伺い、若い世代の声を尊重する中で、「奇抜」なアイデアもどしどし出される中、ユルキャラをつくろうとなったようです。

 全国からアイデアを募集し、作成されたのが「おしなりくん」です。何と驚くことに(個人的にですが)この作品をつくられた方は、私の故郷の隣町の村瀬さんという方。(賀茂郡川辺町下麻生に住む方)

 タワービル会社とも協力関係を築き、新たな戦略をもって進んでおられます。