梅雨とは思えない良く晴れ渡った波豆川にある「NPO法人 わかくさ 多機能型じぎょ所 のぞみ」で、6月26日午前11時から「感謝のつどい」(「のぞみひろば」オープンを記念して)が開催され、参加させていただきました
「つどい」が開始される前の30分ほどは、日ごろの取り組みなどを直接見させていただきました。トランポリンなどを使って、体や心のリラックス、運動神経の活性など、障害のある方々にとっては、自分のリクエストした曲をキーボード演奏に合わせてする楽しい取り組みでした。
隣接する畑では、地域のボランティアの方々の手助けを受けながら野菜作りがされていました。耕運機まで使いながらの農作業もなされ、それぞれの意欲が出されるよう、工夫されています。
「訓練をしながら、やがては社会での一般就労ができるように」と願いながら、日々仲間と共に「畑ではボランティアの方々と共に野菜作り、自分たちで調理して食べる」場として「のぞみ」は障害者とその家族の皆さんとともにあり、16年間頑張ってきたことが報告されました。
この日の「つどい」は、これまで倉庫だったところを地域の方々の協力を得ながら見事な「ひろば」に変身をとげ、訓練室と作業室としても利用できるようになっていました。
この倉庫を改修して「ひろば」にするにあたっては、市内の会社やそこで働く人々の寄付などが大きく貢献したとお話がありました。
16年間理事長を務めた方に事業所としての感謝状が贈られ、また日ごろのボランティアへの感謝を込めた手作りの感謝状もそれぞれ渡されていました。
お昼には、所員の皆さんや地域のボランティアの皆さんなどによる「バイキング」(野菜を中心にしたとても美味しい料理)をいただきました。