リラの花は札幌では、6月に咲く。ライラック祭が催されるのも6月だ。リラがフランス語で、ライラックは英語読みである。15、6世紀に欧州に栽培が広がってが、最もこの花を愛したのは、フランス人であった。ベルサイユ宮殿の庭には、リラの生垣があるという話だ。この花の芳香にひかれて若いカップルが来て、愛を語らったらしい。そのリラの花が、この地ではもう咲き始めた。
つゝましく古りたる壺やリラ咲きぬ 水原秋桜子
花冷えという言葉があるが、これは桜の花が咲くころ寒気が入り込んで、時に雪を降らすほど冷えることがある。これを花冷えと言っているが、北海道ではこの表現は当てはまらない。むしろリラ冷えというのが、6月に来る寒気をさして北海道らしい。6月に北海道の友人と電話で話したことがあるが、「こっちは寒くてストーブを使ったよ」と聞いて驚いたものだ。
満開のリラのお花でとてもきれいです!
良い香りが漂って来るようです~
リラ と ライラック の違いが良く分かりました
北海道の方は本当にリラ冷えと言ってるのでしょうか?・・・
話は全く別の話になりますが
カフェオレ と カフェラテ の違いと同じだと思いました。
イタリアで良く飲んたので私には カフェラテ なのですが、お店に寄っては 「カフェオレですか?」と聞き返されて気が付きます
俳人などが使っていますが、ふつうに
日常会話で使っていないかも知れません