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技術士第二次試験の業績論文について

2005-01-24 23:04:47 | 技術士試験
 技術士第二次試験の概要については、先にご紹介した「技術士第二次試験突破マニュアル」や、
画像に示しました「はじめての技術士チャレンジ!」をご覧いただくとよいのですが、最も特徴的なのは、業績論文を課せられることだと思います。

 業績論文では、高等の“技術的応用能力”を有していることのアピールが必要です。
 そして、業績論文に取り上げる課題についての知識や応用能力は、試験官よりも受験者の方が数段上でなければならないもの、と考えてください。

 業績論文の作成には創造力(性)が必須です。
 上から言われたことだけを、そのまま実行しているだけでは、技術士とは言えません。
 自立(自律)して業務を遂行することができ、その結果に対して責任を負うためには、創造性が必要になります。試験においても、業務課題や問題点における自分の評価判断を、明確に示さなければなりません。

 記載する業績は、必ずしもその時点での最先端技術である必要はありません。少し前のものであっても、問題点に対する解決方法や考え方が明確に示されていれば、業績論文のテーマとして問題ありません(最近のテーマであるに越したことはありませんが)。

 逆に最先端技術であっても、業務遂行過程において、自らの創意工夫がなく、ただ単に教科書や論文などの前例をそのまま踏襲しただけのものは、高等の応用能力の発揮とは認められないことになります。

 まずは直近の過去の問題をご覧になってください。
 いくつかの「技術士としてふさわしい業績」を簡単に説明し、そのうち1つないしは2つを詳述する、という形式が多いと思いますが、部門により、またその年により、微妙に変わっています。
 そして、自分が書くならどのテーマかな?と考えてみてください。
 そのときに便利なのが、“業績の棚卸し”です。
 その方法は、「技術士第二次試験突破マニュアル」に詳しく説明してあります。
 

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