アルコール・バイオマス研究会 シンポジウム
「日本におけるアルコール産業の推移と今後の展望」では、
日本におけるアルコール産業発展の歴史にもっとも詳しい
元(社)アルコール協会/元アルコール・バイオマス研究会会長 斉木 隆 氏が登壇されます。
近世ヨーロッパでは産業革命の中で、エタノールの製造は最初の化学工業として発展しました。
国内では1938年に専売アルコール制度が発足し、燃料自給と農村振興の目的で1939年より、
主にいも類を原料とする燃料用アルコールの製造が始まり、全国で13の国営アルコール工場が
建設されました。最盛期(1944)には、年間約15万klのアルコールが製造されていました。
第2次大戦後は化学工業用などのアルコール製造となり、主原料はかんしょから輸入糖蜜へ、
さらに粗留アルコールへと転換が進みました。
なお、専売アルコール制度は2005年に廃止となり、民営化されました。
この歴史を知りつつ、農業、エネルギー製造、飲料にどう役立て、展開していくかについて
討論するのが目的です。
化学品として、燃料用として、飲むアルコールとして、これからアルコール産業はどう展開していくでしょうか。
わたくしは、飲むのが一番好きですが・・・。
https://ssl.alpha-prm.jp/jba.or.jp/pc/activitie/tip_biotechnology/guidance/002035.html
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