狸喰うモノ牛愛でるモノ

アラフは扇動者、教育を知らない

大相撲派生、リンチ周辺事情の考察

2018-03-28 16:58:07 | Weblog
だから現行の法曹関係者は、デオクラシー上の私刑行為を法で定められた刑罰と同等同価値のものとして扱っているって事になるんだね。

なんの話かっていうと、法を犯した人間が被る社会地位損失を刑罰軽減の条件としている点。 これにつき私は、「嫌われ者が社会で不利益を被るのは刑罰ではなく、刑罰との交換関係も成り立たない」と主張していると。
例えばだ。 強姦事件の加害者である事が法廷で確定した公務員が失職したとしよう、こうした事例で裁判官はよく「加害者は社会制裁を受けておりよって減刑する」とする。 私はこれを法廷による私刑制度の承認だ、としているわけだ。
さらに細かく分けてみよう、離婚なら「性格、社会的価値観の不一致が判明した」が理由である。 民間企業の解雇ならば「風評被害を恐れての判断」、「会社の地位低下による不利益をもたらした人物に対する措置」、「そうした人物が職場にいる事で発生する能率低下の回避」など。 市区町村官公庁ならば「人民の反感を避ける事なかれ主義」、「公務員不適格である事が判明した事に対する措置」となるだろう。

もう一度書く。 「嫌われる事」、「嫌われる事から派生する社会的不利益」は罰ではない。 これらを罰として扱う事は「法の上での罪に対して法の定めた罰がある」とする現在の司法制度の理念に反している。
何故こんな事になっているのか。 これは「上級国民意識から出る同族への温情主義」だろう、マジで。 裁判官たちが「この人は上級国民だから」っていう差別判断を、無意識にしてしまっている。 それが判決に反映されちる。

さて、大相撲。
簡単にまとめると、五段階になる、と見る。
1. 八百長持ち掛け
2. 八百長拒否に対するリンチ事件
3. リンチ事件もみ消し・事件なんて無かった事にする処理
4. リンチ事件届け出者に対する制裁行動
5. 宣伝工作

昨今目の前で起きているのは4と5だね。 当事者は相撲協会理事たち。 私は彼らは殺処分(「さっしょぶん」で一発変換できない、あ、「さつしょぶん」なら出来た)が妥当と見ている。 彼らは腐敗分子以外の何物でもない。 1と2の当事者は白鵬氏となんかもう一人、多分名前を覚える価値も無いとしているのだろう、両元横綱。
私にとって最大の問題なのは5。 比ゆ的に書くと「地獄行の人間をふるい分けている」ようなもので、現状私の両親が地獄行相当。 ムカついたから先日やり合った。 「目上を敬え」式の反応が返ってきた。 似たような事を何回かやっているのだが、ちっとはコタえてほしい。

さてここで少し掘り下げてみようと思うのが3、現行相撲協会理事たちによる、「リンチ事件なんて無かった化」措置周辺事情。 彼らは本当に、いじめ加害者をかばい被害者を追い詰めようとする日教組教師や逃げ回るだけの教育委員会のような行為つまり、事件のもみ消しを図ったのだろうか。 これについて私は、「状況証拠がそろった」としているところ。 無いのだ。 「我々は両横綱を、こう罰する予定だったのだ」といった、反論が。 そうした風聞くらい、あるいは「相撲界の常識的にこうなっていたはず」といったものくらいは出てきていてもいいはずなのだが、見当たらないのだ。 出てこないのだ。 ひたすら貴乃花氏の追い込みのみで、肝心のものが無いのだ。
何故無いのか。 理由はいくつかに分けられるだろう以下、
・八百長行為に端を発する
・犯人が両横綱
・犯人がモンゴル人だった

これら。 まず八百長とリンチだが、過去には理事たちの多くが当事者だった。 八百長を強要し、内々でリンチを行ってきた人間が立場上「裁く側」となっていた。 つまりそもそもやる気がなかった。 犯罪的状況を正す動機がなかった。
両横綱。 彼らを罰するとなると大ごとになる。 追って自分たちの過去の悪事表面化してくるだろう。 現代社会とはそういうもの、というか、現代社会でなくともそうなる。 風評被害を恐れた、というよりも、表ざたになるリスクが大きすぎた、だからやらなかった。
モンゴル人だった。 元々相撲界周辺犯罪事情、相撲取りの暴力事件などは「相撲界自体が更生機関である」という日本人の暗黙の了解、コンセンサスでバランスがとられていた面が大きい。 相撲が暴力人種を社会適応させるための措置であり、彼らが周囲に対し暴力事件を起こした場合は主に相撲界内部で彼らの名誉に対する措置が取られる、という状態となっていた、伝統的に。 伝統的っていっても古いものでも江戸時代後半からだろうが。 モンゴル人に対してはこうした「コンセンサス」が通用しなかった。 両横綱は相撲界の風潮を「暴力オーケー」と解釈した。 そして相撲協会理事たちはこの状況を、正さなかった。 外国人力士たちがちょっとした売り物で、テレビが関わっていたから。

あと5についての個人的感想。 顔馴染み、ってわけでもないが、お馴染みなんだよ。 十年以上前から居るような連中。 なんとなく、宣伝工作の臭いが、「あ、またこいつらだ」って。

さて最後にちょっと。 この大相撲リンチ事件でフラストレーションを溜めたのだろう、在日モンゴル人たちが出版社の小学館に怒鳴り込んだとの事。 訴因?は幼児向けのギャグマンガで、教科書落書きネタが扱われそこに、チンギスハーン氏の額にチンコが書かれた絵があった、差別だ、なのだだそうな。 これについて。
まず教科書落書きネタは差別ではない。
この件については表現の自由の方が優先されるべき(マスコミはこの件では「自由優先」とはしなかった)。
あらゆる出版物、表現媒体での「偉人肖像の尊重要求」は「偶像崇拝強要」と同等のものである。
結果、在日モンゴル人のマフィア化が進んだ。 「有名人が犯罪者だった」というただの一事例で、在日モンゴル人社会がそちらを選んだ。
以上。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする