ミドリノツヅリ

ベランダで育てている植物たちについての覚書。
と、文鳥のこと。
その他のこともたまに書きます。

春のバラを思う

2011年03月23日 | ベランダ
上の写真は、去年の春のバラ「マダム・ゾイットマン」です。
ほんとうに美しいオールドローズです。

地震のことについて、何か書けばそれは上っ面だけの言葉になってしまいそうで、励ましの言葉もむなしく響いてしまいそうで、どのように言えばよいのか…と、わからなくなってしまいます。
信じられないことがほんとうに起こってしまった、大きな喪失感と悲しみがあります。できることは何かないかと探しても、私には、たいしたことはなにもできない。お金や物を送ること、励ましと応援を送りつづけること、いまはそれしかできないのです。そして自分の目の前につづく日々を送ること、毎日のあれこれを、ひとつひとつ精一杯に送ることしか。
ここは園芸のブログですので、植物たちの写真を、できるだけ載せていこうと思っています。
いまは花を眺めるどころではないという方々も、多くいらっしゃると思います。でも、一輪の花が、どこかのだれかの一瞬のなぐさめになれるかもしれない。あれこれの不安でいらだつ心が、すこしでも和むかもしれない。
バラの新芽も伸び出しています、春はかならず来ます。そうすれば今年もまたバラたちは咲き誇り、そのころには、いろいろなことが今よりも良くなっていますように…と願うのです。
かならず、かならず。どうか、そうでありますように。



桃花の鯛釣草↑ハート形の花の下のほうが、左右に裂けた状態になっています。
疑問に思っているのは、この花はいったいどこからが正式な「開花」の状態なのか?ということ。なんとも不思議な花です。
白花の方は、まだこんなに小さい↓のです。同時に植えたのに、この差はなぜ。


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