天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『フレンチカンカン』興行主ジャンギャバン踊り子フランソワーズアルヌールが舞台関係者に捧げる愛の歌

2011-01-15 12:50:00 | 日記
今日の日記は、久しぶりに今お茶の間鑑賞している映画『フレンチ・カンカン』(1954年フランス製作 ジャン・ルノワール監督 ジャン・ギャバン フランソワーズ・アルヌール主演)のことです。
私の去年の暮れ、イタリアミュージカル映画の名作『ナポリの饗宴』を鑑賞しました。そして、その時代の映画製作者の熱き思いに感動しました。同じ時期に隣国フランスでも、同じような映画が誕生しています。フランス近代画家『ルノワール』を父に持つ名匠ジャン・ルノワール監督が、母国のフランスで15年ぶりに製作した『フレンチ・カンカン』です。だから、私はこの映画を無性に観たくなって、ただ今お茶の間鑑賞しています。
添付した写真は、主演のフランスが生んだ20世紀の名優ジャン・ギャバン(左)と、私が幼い時大ファンだった女優フランソワーズ・アルヌール(右)のキスシーンです。
この映画は、1890年代のパリで庶民で大流行し始めた踊り“フレンチ・カンカン”を題材に、夜の社交場『ムーラン・ルージュ』劇場の誕生秘話を通して、興行主ダングラール(ジャン・ギャバン)と洗濯娘から踊り子になったニニ(フランソワーズ・アルヌール)の恋愛を描いた、とてもフランス的な魅力が溢れ出る音楽映画の名作です。
この映画は、生きる喜びに満ちたとても元気になる映画でもあります。また、同じような仕事に携わっている舞台関係者・踊り子さんたちに捧げる愛の歌です。
だから、皆さん(特に、劇場の踊り子さん)も、この映画を是非DVDビデオ鑑賞されることを、私は衷心よりお勧めします。
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